ナデシコB

某一室

 

 

FM36太

 

 

二回目!

 

 

 

 

よう!とうとう二回目が始まっちまったな!

 

このナデシコBの某一室からお届けする!

 

FM:36太(エフエムサブロータ)!!!

 

俺はDJのタカスギ・サブロウタ!

 

「ごめん、正直微妙」なタカスギ・サブロウタ

 

タカスギつっても、そんなに背が高いわけじゃあないぜ?

 

 

このコーナーは、『日頃みんなが疑問に思ってることを解明しよう!』という素晴らしいコーナーだ!

オープニングは「なぜなにナデシコ!」でおなじみのあの曲で!!

それでは、今日のおはがきいってみよう!

 

えー、○○県にお住まいのP.N「YOU」さんからのおはがきだ!

 

なになに?

 

「この前はありがとうございました!無事でなによりです」

 

おう!39(サンキュー)!今でも悪夢にうなされるけどな。

 

「早速ですが疑問です。

ナデシコクルーで一番トランプが強い人は誰ですか?

気になって夜も眠れません」

 

か・・・。

ふーむ・・二回目にしてもうどうでもいい内容になったな!

それにトランプつってもいろいろあるだろうに・・・

まぁ仕方ない。一つ一つためしていこう!!

じゃあ、実際にやってみよう!!

 

 

第一FM 【『ババぬき』をやってみよう!】

 

というわけで昼休みの食堂にやってきたぜ!!

おうおう、飢えたハイエナどもがおるおるわ!!

ん〜、だれかヒマが耳から流れ出てきそうなのは・・・

お?あのテーブルにいるのは・・・

 

ダダダダダダダダダ!!!!ぴょーーーん!!!!

 

「リョーコ中尉ーー!!!!!!」

「のああああああ!!!!!」

 

がこん!!

 

殴られました。

 

「な、な、な・・・なんだてめーーー!!!!またか!!!」

「いやぁ〜、サブちゃんったら!!だ〜〜!!!」

「二人向かって話し合う・・・それはたいだん

 

だれも傷の心配をしてくれないとは・・・

いや、めげるな!!サブロウタ!!

 

「・・・とーわけで!パイロット三人娘、スバル・リョーコ、アマノ・ヒカル、それにマキ・イズミさんに来てもらいました〜!!」

〜!!」

「・・・呼ばれて飛び出て」

「いや、オレ達最初からいただろ」

「いきなりサブちゃんが突っ込んでくるからびっくりしたよ〜」

「まだボケないのに・・・」

「ってーかてめー!!なにしに来やがった!!(新手の嫌がらせか!?)」

「取り出したるは一組のトランプ。これをシャッフルして配りマース!」

「人の話聞けよ!!!」

 

カサカサカサ・・・

いや、ゴキブリじゃないぜ?カード配ってる音だぜ?

これだから音声のみは・・・

 

「ぶつぶつぶつ・・・」

「なに本当にぶつぶつ言ってるのー?サブちゃん?」

「いや、リョーコ中尉の背中にあるぶつぶつを思い出してね」

んなのねーよ!!!」

 

がこん!!

 

殴られました。

 

「・・・で、ババ抜きかよ」

「おう。休憩時間だし、ちょうどいいだろ」

うんうんいーかも!ちょうど何しようか話してたところだしね!イズミ!」

「ババぬき・・・負けません」

「ま、たまにはいいかも!オレもやるからには負けねー?」

「おし!やろうか!!」

 

これを何回かやって結果をまとめればいいだな!

よし!いくぜ!

 

一戦目

 

「・・・しゃあ!!上がりぃ!」

〜!!リョーコ〜?納得いかな〜!!」

へへ!オレが本気になりゃこんなもんよ」

 

勝者「スバル・リョーコ」

 

おし!!次!!

 

二戦目

 

「上がり」

「な・・・」

「イズミはやー!!」

「リョーコはすぐに顔に出るからね。ババの場所がまるわかりだよ」

「なるほど・・・」

 

勝者「マキ・イズミ」

 

ふむふむ・・・顔に出る、か。

あ、いや、ぶつぶつじゃないぞ?

 

三戦目

 

「やった!あーがり!」

「なな・・・」

「ふふ・・・やるね」

「も〜リョーコちゃんには負けないもー!」

「ちくしょう!もう一回だ!!サブ!次!!」

 

勝者「アマノ・ヒカル」

 

なんだ・・・?なんで俺ばっかり配ってるんだ!?

なんだ・・・?この「早く配れ!この時代遅れのロンゲ!エセ金髪!!帰れ!!」みたいな空気は!?

ふふふ・・・いいだろう!!俺の異常なまでのシャッフルの早さに引くところまで引くがいい!!

 

四戦目

 

「おっしゃあ!!タカスギ・サブロウタ!!一番乗り!!」

「ななな・・・!!」

「あ〜あ、私ももう少しだったのに〜!」

「あれれぇ〜??中尉は何枚残ってるんですぅ〜??」

「!!!」

 

がこん!!

 

殴られました。

 

勝者「たんこぶ男」

 

これで全員一勝!さぁ!こっから誰が飛び抜けるのか・・・!!

 

五戦目

 

「・・・なんかいつまでたっても終わんね?」

「ちょっと見せて?あ〜、やっぱりずれてるよ

「誰かが間違えて三枚捨てたようね」

「・・・・・・」

 

無効試合

 

ま、まぁ!こんなこともある!

さぁ!こっから誰が飛び抜けるのか・・・!!

 

六戦目

 

「あ!私原稿締め切り近いだった!!ごめん、一抜け!」

「え!?ヒカルちゃん!?」

「じゃ、オレはトレーニングルームで汗でも流してくっかな。じゃーな、サブ」

「そんな・・・!!リョーコ!!」

「・・・」

「・・・」

「イズ「・・笑点」・・・」

 

 

・・・・・・

 

 

結論

 

『どっちつかず』

 

 

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

ま、次行ってみっか

 

第二FM 【『神経衰弱』をやってみよう!】

 

まだ昼休みは始まったばっかりだ!!

そもそもババぬきなんて運じゃねーか!あれをセレクツした時点でまちがいだったな。

他にヒマそうなやつ・・・は・・・?

 

「はい、カイトさん。あ〜ん」

「いや、恥ずかしいし」

「ここなら誰にも見られません。はい、あ〜ん」

「いや、食堂ど真ん中だし」

 

な・・・!?なんだ!?あそこだけ空気がピンク色に!!

マジだぜ?本当にピンク色なんだ・・・!!!すげぇ・・・

 

「今日はカイトさんのために空間をピンク色にしてみました」

「ご飯がありえないくらい不味そうに見えるだけど」

 

あんたがやったんかい!!!

・・・とにかく調査だ!!

 

「よう!お二人さん。ヒマそうだな」

「あ、サブロウタ!いいところに!」

「なんですか、サブロウタさん?ぶち殺しますよ?」

「「゛」」

「なんですか、サブロウタさん?ぶち殺しますよ?」

「「・・・・・・」」

「神経衰弱ですね?わかりました」

「まだなにも言ってませんが

「わたしが勝ったらカイトさんには公衆の面前でしてもらいます」

「な、そんな・・・!露出プレイ!?

「サブロウタさんには公衆の面前でグラビティブラストをくらってもらいます」

「重過ぎる!!!!」

 

一戦目

 

「これと・・・これか?」

「!!」

「おお!カイト!やるなお前!(ってーかお前がやらんと死ぬ)」

「あと・・・こいつと、こいつ!」

「!!!!」

おお〜!!」

 

結果

ルリ:22枚 カイト:24枚 36太:6枚

 

勝者「カザマ・カイト」

 

いいぞ!!やるじゃねーかカイト!!

記憶力勝負だから、てっきり艦長のワンサイドゲームになって俺の命もワンサイド(?)になると思ったが・・・

こりゃデータ的にも期待できそうだな!

 

二戦目

 

「・・・」

「・・・」

〜・・・これ!」

「!!!!」

「おっしゃ!いいカイト!!」

「いやぁ、まぐれまぐれ

「・・・ちっ。グラビティブラストが・・・

「・・・」

「・・・」

「・・・」

「さ、次にいきましょう」

 

結果

発射狂:20枚 カイト:32枚 36太:0枚

 

勝者「カザマ・カイト」

 

カイトがこんなにも記憶力いいとは。びっくりだな。

でも艦長の目が据わってたからな。次辺りあぶないぜ!!

・・・無論、俺の命が、だ。

 

三戦目

 

「これと、これ」

「・・・」

「・・・」

「こっちと、こっち」

「・・・」

「・・・」

「あれと、それ」

「・・・」

「・・・」

 

しばらくお待ちください。

 

「はいラスト!!」

「・・・」

「・・・」

「ん?どうしたの?二人とも?」

「いえ・・・」

「ああ・・・」

 

結果

ルリ:0枚 カイト:52枚 紙一重の人:0枚

 

勝者「カザマ・カイト」

 

「初めてやったけど神経衰弱って中々おもしろいね」

「そうか・・・」

「それはよかったです・・・」

「じゃあ、今度は僕が並べるよ」

(艦長!カイトってこんなに記憶力いいんスか!?)

(ここまできたら記憶力うんぬんじゃないですよ!なにかあるはずです!)

「はい、はい、はい・・・・と」

(カイトにしかわかんないなにか・・・?)

(もしくはカイトさんにしかないなにかですね・・・)

「なーんとなくカードに書いてある数字がわかっちゃうだよね」

((!!??))

「はい、終わったよ」

(まさか・・・!!??)

(いえ・・・でも・・・!?)

「さ、始めよう!」

 

((「見え」て・・・!?))

 

四戦目

 

「これ、これ、これ・・・」

(艦長!カイトの奴見えてるんじゃないスか!?)

(カードは裏返しなんですよ!?そんな非常識な・・・)

「ほい、ほい、ほい・・・」

(たしかアイツ木連優人部隊だし、ほら!オマエザキドックでの戦闘の時も敵の動き見えてたし

(それとこれとは別物です!っていうかあの時アナタいなかっったでしょう!?

「はい終わりー」

「「!?」」

 

 

結論

 

『なにも動きだけじゃあない』

 

 

結果

ルリ:0枚 見える人:52枚 36太:0枚

 

勝者「カザマ・カイト」

 

あ〜、なんか納得いかねぇぇぇぇぇ・・・

 

第三FM 【『大富豪』をやってみよう!】

 

昼休みが終わっちまったから、作業員がいっぱいいそうな格納庫に来てみたぜ!

お、あのさえない面は・・・

 

「で、大富豪をやりたいわけなんスけど」

「お?、トランプか。ふっふっふ・・・こんなこともあろうかと・・・・」

「お邪魔しました」

「聞けやァァァァァ!!!!」

「キャラ変わってますよ

「キャラも変わるわ!!!言わせろ!!」

「あ、はい、おっさん!

「誰がおっさんか!語呂が悪いわ!!・・・まあいい。このトランプは俺が手塩にかけた傑作で

「・・・」

「・・・」

「なんスか?」

「・・・いや、寝るのかと思ってな

「・・・」

「・・・」

「・・・」

「ま、とにかく使ってみるぞ」

 

第三FM 【『大富豪』をやってみよう!】

第三FM 【『違法技術者トランプ』を使ってみよう!】

 

「さあ、まずここにトランプを置くぞ」

「配らないスか?」

「ふっふっふ、まぁ見てろ

 

んだぁ?トランプが・・・勝手に動いて・・・

をを・・・

をををををををを!!

 

ういんいんいんいん!!

がしゃんしゃんしゃんしゃん!!!

ごろごろごろごろごろごろ!!!

きゅいーーーーーん!!!!

 

「おおおおお!!!!」

「ふふふ!!」

[バカバッカ]←マシンボイス

 

艦長じゃーか・・・!!

トランプが艦長に・・・しかもしゃべってやがる!!

 

「・・・これすげぇっスね・・・オジキ!!

「ふっふっふ・・・だろう?俺が丹精込めて汗水垂らしていろいろ盗撮して造り上げた最高傑作だからな。もちろん技術費横領だ!!」

「さすがス!!!」

[バカバッカ]

「どうだ!!トランプ型ルリルリ人形だ!!

「さすがス!!!最初トランプ型だった意味が全然わからない!!さすがス!!!」

[バカバッカ]

「身長体重から肌の質感、はては声にいたるまで本物に近づけた究極の人形だ!!」

「さすがス!!!その欲望にかける力!!まさに男!!いや、ス!!

[バカバッカ]

ディストーションフィールド標準装備!!さらにはボディディストーションブロック、強化装甲、光学障壁まで採用!!」

「さすがス!!!」

[バカバッカ]

「たとえグラビティブラスト直撃し、ナデシコが壊れようがコイツは壊れないくらいの超強度を実現!!!」

「さすがス!!!その無意味に厚い装甲!!グラビティブラストをくらっても壊れない?は?なにそれ!?だからなに!?

[バカバッカ]

「・・・」

そして盗撮される艦長!!!くうぅぅ〜・・・たまんねぇなあ!!

[バカバッカ]

「・・・」

「・・・」

[バカバッカ]

「そうか・・・」

「はい・・・」

[バカバッカ]

「・・・とめるか」

「・・・はい」

[バカバ・・]

ピ。

「さて・・・なんか聞きに来たんだっけか?」

「あ、盗撮のしかたを」

「おお!そうか!そりゃお前、これだよ」

「な・・・そそそそそれは!!」

「ふふふ・・・」

ドリームキャッチャーじゃねぇっスか!!!!」

「そのとー!!」

「前回の放送で艦長に(腕ごと)粉々にされたじゃ・・・」

「そんなことでこの俺のほとばしるソウルはなくなりゃしないのさ・・・」

「・・・!!!」

欲望と書いて『技術者魂』と読む・・・覚えとけや若造・・・・」

「・・・オジキ・・・(どっちも漢字だから『読み』の意味ねーだろ中年)」

「そしてこれがお前のドリームキャッチャーだ」

 

おおおおおおおお!!!!!!」

 

「・・・じゃ、ありません!!!!」

「・・・じゃ、ーだろ!!!!」

 

あれ・・・俺・・・飛んでる!?

 

がごおおおおん!!

 

「いてえ!!」

っかー!!だれだ!?俺たちのお楽しみを邪魔するやつ・・・は・・・・・!?」

「・・・」

「・・・」

 

わ〜・・・またか〜・・・

 

「盗撮・・・ねぇ」

「い、いや・・・これはな・・・」

「そ、そうっスよ!!この人形すごいんスよ〜!ね、ねぇオジキ!?」

「お、オウヨ!!この人形はグラビティブラストにも耐えうる超装甲で!!・・・

ん・・・」

「あ・・・いや・・・その・・・」

グラビティブラストをくらっても・・・」

「壊れない・・・ねぇ・・・」

 

え、なに?なんで縄を持ってきてんの・・・!?!?なに!?

なんで人形と一緒に俺らを縛るの!?ってゆーか、え?これ・・・亀甲縛り!!!???

 

「ちょ・・!カイトさん!!その縛り方は違います!」

「あ・・・そっか!ごめんルリちゃん、いつもの癖で・・・」

「「!!??」」

「そんな縛り他の人にやっちゃだめですよ。縛られる方にも技術がいるですから」

「「!!!???」」

「・・・そうなの?」

「そうです」

「・・・」

「・・・」

「・・・」

「・・・」

「・・・」

「・・・」

「・・・」

「・・・ってラピスが言ってました

 

「「嘘だ!!!!」」

 

 

 

 

この後はご想像にお任せいたします。

 

 

まとめ

 

『迂闊な言葉は死に繋がる』

 

 

 

 

 

 

 

 

く・・・もどってきたぜ・・・某一室・・・・・・・・・・

 

今日のFM:36太は・・・・・・いかがだったで・・・しょうか・・・・・・・?

エンディングは・・・劇場版でおなじみ・・・・・の・・・あの曲です・・・・・

お相手は・・・・・・「マジでいっぱいいっぱいなんです、彼」・・・タカスギ・・・サブロウタ・・・・・・・した・・・・・・・・・ガハァ!!!

 

素朴な疑問・・・感想に・・・待ってるぜ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

どうも〜!YOUです。

またやりました〜。

なんか最後の方まとまんなくてグダグダでした。

眠かったし。

 

あ〜、何か36太に解明して欲しい疑問などありましたら感想の方に書き込んでください。

どんなにくだらないことでもかまいません。

元気があったらお答えするそうです。

 

では、また〜。

YOUでしたー。

 


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