最終話





死ぬことと、生きること

一体どちらが楽なのか、あのときの自分には、わからなかった



四年前



「・・・久しぶり、じゃな」

砂漠から救助された自分は、とある診療所のベッドの上に寝転がっていた

隣には、見覚えのある爺さん。小さい頃の記憶だった上、砂漠での過酷な体験のために記憶がブツ切れになっているから、ほとんど顔もうろ覚えだ。だから、最初にそう言われるまで、思い出すことも出来なかった

「俺は・・・」

搾り出した声は、とても十五、六の少年の声とは思えない程、しわがれていた

「俺は・・・・どう、なった?」

「・・・・砂漠で奇跡的に生き延びておったのを、救助されたんじゃ」

「そう・・・・か」

手を、改めて見下ろす。そこにあるのは、骨と皮だけでガリガリに痩せ細った、ミイラのような手だった

「危なかったよ。おそらく救出が後三日も遅ければ、お主は死んでいた」

言われて初めて、そのときの記憶が蘇った

襲われたときの記憶。地下壕の扉を手が砕けるまで叩きながら、戦わせてくれと叫んだ記憶。仲間の記憶。ショックからか、顔は思い出せなくなっていた。だがそれでも、自分にとって、とても大切だった人間達の、記憶

そして

そんな彼らを喰らって、生き延びた、記憶

「俺・・・・俺・・・・戦いたかった・・・・・んだ」

手を見つめながら、涙がボロボロと零れた

それを見つめ、ヒゲ爺はしかし、押し黙ったままだ

「アイツらと・・・あいつらと一緒に・・・戦って、死に・・・・死にたかった・・・・んだ」

歯を食いしばり、両手を力無く、しかし精一杯握り締めながら、少年はただ泣く

「でも!・・・でも!」

枯れた声を無理に張り上げ、唇から血が一筋流れた。だがそんなことなど目にも入っていないように、少年は叫ぶ

「死ね・・・・なかった・・・・」

死体が散らばる光景を前にして

崩れた自分達の家を、前にして

どうしようもなく、怖くなった

死ぬのが、怖く、なった

「死にたく・・・・なかったんだ・・・・!!」

握り締めた両手で顔を覆い、少年はただ泣きじゃくる

自分が、許せなくて

自分が、情けなくて

悔しくて、恥ずかしくて、綯い交ぜになった全ての感情が爆発した少年は、ただベッドの上で泣き続ける

死ねなかった。死にたくなかった。死にたかった

そんな矛盾する言葉をただ吐き出しながら、少年はただ泣き続ける

その頭に手を乗せ、ヒゲ爺はゆっくりと呟いた

「誰だって、そうじゃよ・・・」

その手の温もりがとても久し振りに感じて、とても暖かく感じて

少年の泣き声は、また一層、大きくなった

そしてそんな少年を前にして、ヒゲ爺は

「のお・・・」

始まりは、同情だったのかもしれない

或いは、慰めだったのか。それとも別の感情だったのか、今となってはわからない

ただ、純然たる事実としてそこにあったのは

「家族が、おらぬのなら」

父の笑顔

「ワシが今日から、お主の家族じゃ」

そして

「え・・・?」

息子の、泣き顔だけだった









機動戦艦ナデシコ

 Imperfect Copy 』






『 未来、来訪 〜後編〜 』

 

 






それは、突然に起こった出来事だった

ブリッジに、光が満ちた

「っ」

驚くルリ達の前に、それは現れた

光から転がり出てきたのは、紛れも無い。テンカワアキトの姿だった

だがその姿に、違和感を感じた

なんとか回復した音声回線から、ルリ達も状況は把握していた。アキトが、シラキを連れてボソンジャンプで、コトシロを脱出するのだと

だが、おかしい

いるべきはずの人間の姿、一人、足りない

「アキ――」

「貴様あ!!!」

思わず声を掛けようとしたルリを押しのけ、アキトが烈火のような怒りを宿した顔で、ブリッジのウインドウに掴みかかるように近づいた

そしてそのウインドウから、ノイズ混じりの、癪に障る声が響いた

『わははは。騙されてやんのー。普通の人間がボソンジャンプなんか出来るかよ』

その一言に、その場にいた全員が、固まった

この中でもっともボソンジャンプに通じているイネスすら、思わず忘れていた、一つの事実を思い出したのだ

「ふざ・・・・ふざけるな!!」

怒りを隠そうともせず、アキトが怒鳴る

一体なにに怒っているのか。アキトにもわからない

アキトにとってシラキの存在など、取るに足らない存在のはずである

出会ってから、それこそまだ一日も経っていないような、道ですれ違った赤の他人。そんな程度の存在でしかない

シラキとかわした約束にも、なんの支障も無い。渡されたデータディスクは確かに自分が持っており、目の前のウインドウの中にいる、そして今、もっとも死に近い男を心配する理由も、義理も。何一つ無い

なのに、アキトの胸の中に、どうしようもない怒りが溢れて止まらない

意味など無い、はずなのに

怒る理由すらない、はずなのに

だが、そんなアキトの感情すら受け流し、自分の置かれた状況を理解していないかのような、シラキの能天気な声が響く

『んなこと言ってもよお。オメエ絶対俺がボソンジャンプ出来ないこと思い出したら、また駄々こねただろうが』

「そういう・・・そういう話じゃない!!」

そのやり取りを見ながら、ユメとロウは、絶望に足元がおぼつかなくなるような感情を覚えた

ボソンジャンプというものを、二人は良く知らない。だから単純に、漏れ聞こえていた会話をそのまま鵜呑みにし、信じ込んでいた

シラキは、助かる。皆助かるのだ、と

だがそれが違ったことを、この状況がなによりも語っていた

コトシロ内部に、かろうじて生き残っていた音声回線。そこから、シラキの声が聞こえる

それは、シラキがコトシロに未だ残っているということであり、そして

シラキにはもう、助かる手段が無いことを、示していた

「なん・・・なんだよ・・・・お前は・・・!!」

悔しさで顔を歪ませたアキトが、顔を俯ける

「勝手に・・・勝手に俺の復讐に割り込んできて! 勝手に全部ぶち壊して! 勝手に納得して!」

だがその言葉は、騙されたことへの悔しさというよりも

「今度は・・・今度は勝手に生かすのか!? 嘘をついて! 騙して! こんな・・・・」

どこか、父親に抗議する子供のような、そんな響きが、混ざっていた

「こんな・・・・やり方で・・・・!」

ずり落ちるように、アキトは膝を落とした。俯けた顔から零れた涙が、床を濡らす

それが悔し涙なのか、それとも違うものなのか。アキトにもわからない

「それじゃあ・・・・シラキ、さんは・・・・」

状況にようやく理解が追い付いたのは、ルリだった

信じれないというような表情で、砂嵐が写るウインドウへと、語り掛ける

「まだ・・・そこに、いるんです、か・・・・?」

『ま、そういうことになるわなあ』

こんな状況になっても、シラキの声は全くいつも通りだった。その声には、悲壮感も後悔も、なにもない

ただ、妙にさっぱりしたような快活さだけが、そこにあった

「嘘だ!!」

そんな一同の中、ロウが叫ぶ

『ん? なんだよおい。オメエもそこにいるのか。留守番だっつっただろうが』

シラキの言葉など耳にも入らず、ロウは項垂れたアキトの横に立ち、小さな体で、精一杯の大声を張り上げた

「シラ兄が! シラ兄が死ぬもんか! なあ、脱出する方法、他に用意してるんだろ!? なあ!!」

「シラキ・・・・」

ロウに続くように、ユメがその傍らに寄り添う。ロウよりは幾分冷静なだけに状況を理解しているのか、その顔にはロウ以上の、状況への絶望感で満たされていた

その二人に声に答えるように、シラキの声に僅かに硬さが戻る

『良いか? 良く聞け、クソガキ二名』

そんなやり取りを聞きながら、ヒゲ爺はただ、黙したままだった

『今そっちにいったあるバカが、オメエらを助ける方法を持ってる。後は爺に任せとけ。そうすりゃ、オメエらは助かる』

その言葉に、二人の子供は、言葉を失った

「そ・・・・それって・・・・つまり」

ロウが、信じたく無いといった表情で、震える

「シラ兄・・・・まさか」

ただの、年端もいかない子供である二人。そう、二人がただの子供だったならば、およそこんな状況など、理解しろといっても無理だっただろう

だが二人は、IFS強化体質者だった。そのため普通の人間より優れた頭脳は、この状況を理解した

残酷にも

「俺・・・・達を、助けるために?」

そのためにシラキは、コトシロに残った

アキトのボソンジャンプで助かるというのは、ただの口実。シラキは最初から全て、計算づくだった

アキトが、ユメとロウを見捨てられないこと。自分はボソンジャンプに耐えられないこと

自分は、残った時点で、どんな魔法を使おうが、生き残れないということを

シラキは全て、わかっていたのだ

『バーカ。なんで俺がオメエら二人のために、命投げ出さなきゃならねえんだよ』

「だ、だって・・・・」

『たまたま逃げ遅れただけだっつうの。で、このまんまじゃあんまりカッコつかねえから、そこにいる奴使って、最低でもディスクくらいはって思いついた。それだけだ。勘違いすんなよ? バカガキ共』

だがそんな虚勢など、ユメとロウには通じなかった

たった一ヶ月。三人は共に生活しただけ

だが一ヶ月というのは、短いようで長い。それが子供ともなれば尚更だ

二人にとって、もはやシラキも、大切な家族だった

「い・・・・」

震えながら、ロウは呟く

「いらない・・・・」

その目に、鈍足の涙が溢れてきた

「いらない・・・そんなのいらない! いらないから! だからシラ兄! 戻ってきてくれよ!」

無理なことを言っていると、自覚している。ただそれでも、子供らしい感情は、どうしてもその現実を受け入れられなかった

「なあ! いらないから・・・いらないから! だから死なないでくれよ! もう文句言わない! 生意気言わないから!!」

ロウに縋り付くユメも、肯定を示すように、小さく頷いた

「ちゃんと! ちゃんと言うこと聞く! 変な料理出されてももう文句言わないから! 部屋の掃除もちゃんとするから! タバコだって部屋で吸って良いから!」

それはこの状況を覆そうとするには、余りに拙い条件ばかりだった

だが二人には、それで精一杯だった。小さな子供が、その小さな両手に持てる、精一杯の条件

「お願い・・・・だから・・・俺達、死んでも・・・・良いから」

「・・・・・シラキ・・・・戻ってきて」

泣き崩れるロウに、ユメもまた泣きじゃくるように縋り付いた

「シラキィ・・・・」

その声を聞いて、ウインドウの向こう。瓦礫に囲まれたシラキは

場違いながら、違うことを考えていた

――― ああ・・・

それはまだ自分が、子供だったころの話

ずっと、わからなかった。何故彼らが、自分なんかを助けてくれたのか

自分のような、可愛げの無い子供を、それでも生かしてくれたのか

だが

自分の最初の家族が消え去ったときのことを、思い出して

シラキは、苦笑を浮かべた

――― あいつらも、こんな気分だったんだなあ

泣き崩れたユメとロウの肩に両手を置き、ヒゲ爺がゆっくりと歩み出た

ルリもフクベもラピスも、アカツキもイネスもただそれを黙って見つめる。見つめることしか、出来ない

泣きじゃくる二人の子供を慈しむように見つめ、そして、ゆっくりと顔をあげる

「のお、シラキや」

それはこの状況の中で、ひどく場違いに感じるほど、穏やかな声音だった

『んだよ。爺までいたのか』

「おお、おったぞ」

アキトとも、ユメとロウとも違う。どこか柔らかな雰囲気を持って、二人は声を掛け合った

それはある意味、ヒゲ爺だからこそ許された雰囲気だったのかもしれない

シラキともっとも長い時間を共有してきた。ヒゲ爺だからこそ、出来たことなのかもしれない

穏やかとも言える声で、シラキの声が、ノイズだらけのウインドウから漏れた

『考えてみりゃあ・・・』

昔を懐かしむように、シラキがぼんやりとした声を漏らす

『アンタには随分・・・・世話になっちまったなあ』

それはシラキが、ひょっとしたら生まれて初めて他人に呟いた、心底からの感謝の言葉だったのかもしれない

若すぎた故に、最初の家族には照れくさくてとても言えず。かといって今のような状況が来なければ、おそらく一生口に出すことなど無かったかもしれない、シラキの感謝の言葉

「ふぉふぉふぉ・・・」

そのシラキの言葉に目を細め、ヒゲ爺はそのしわがれた顔をさらにしわくちゃにして、笑った

「気にするな」

『ん?』

「家族、じゃからの」

その言葉に、シラキが微かに息を呑むような気配が伝わってきた

そして、一瞬、或いは二瞬。僅かな、しかし確かな沈黙を置いて

『・・・・はは』

染み出すような、穏やかな笑みを、シラキは浮かべた

『そっか・・・・そう、だったな・・・』

「そうじゃよ」

破壊と死がすぐそこまで迫っていることを、まるで感じさせないような穏やかな会話

もっと他に、言うべき言葉があるのではないか。伝えるべき気持ちがあるのではないか。そう思い、思わずその二人に割って入ろうとしたラピスを、フクベがゆっくりと手をかざして制した

悲しそうに見つめてくるラピスに、小さく首を振る

「邪魔しちゃ、いかんよ」

その言葉にハッと目を見開いたラピスが、一歩を下がり、改めてヒゲ爺を見つめる

泣き縋って来るユメとロウを大事そうに撫でながら、ただヒゲ爺は、微笑みを浮かべてウインドウと向かい合っている

まるで本当に、目の前にシラキがいるようにすら錯覚するほど、和やかな雰囲気を持ったまま

だが

現実は無残にも、その時計の針を、容赦なく推し進める

『・・・お?』

ウインドウの向こうから、震動と崩壊を示す音が、一層大きくなった

『っと。そろそろやべえな。もう通信無理だろ。こりゃ』

「そうか・・・名残惜しいの」

『・・・・』

通信の向こう、もはやいよいよ迫ってきた轟音と崩落の音の中、シラキの微かに迷うような気配があった

『・・・・なあ』

今までの声と違い、どこか思い切りの悪い声

「ん?」

それに答えるヒゲ爺の声は、少しだけ、震えていた

『いよいよやばくなってきたから、よ・・・・最後に一個だけ、言っとくわ』

ノイズが、さらに猛りをあげる。シラキの声すらもはやぶつ切りになりつつある中

シラキは、別れの言葉を口にした

少しだけ照れくさそうに、まるで思春期の少年が、父親に謝罪するときのような気恥ずかしさを持って

『わりいな・・・』

その声は、最後に、呟いた

『先に逝くわ』

ノイズが激しくなる。衝撃の余波がとうとう届いたのか、ウインドウそのものが捻じ曲がり、雑音を一際大きく鳴らした

そして

『・・・親父』

最後の通信は、終わった

「シラ兄!!」

「くそ!!」

「シラキ!」

思わず駆け寄り、通信の再開を試みるフクベとルリとラピス。そして叫ぶことしか出来ない、アキトとユメとロウ

崩壊の余波がいよいよ大きくなり、慌しくなるそのブリッジの中で

ヒゲ爺は、僅かに顔を俯け

ポツリと、呟いた

「達者でな・・・・バカ息子」

その頬を、涙が一筋、伝った







「あー・・・・切れた」

崩壊し続けるコトシロの内部。切れた通信を残った右手で操作しながら、シラキは呟いた

「ったく。まだあのバカクローンにも、バカガキ共にも言いたいこと山程あったってのに」

能天気にそう呟くすぐ真横に、巨大な瓦礫の欠片が落ちた

後少しでもずれていれば、間違いなく絶命していたような、巨大な破片

「ま、今のに当たらなくても、結果は同じわけだが」

両手でやれやれとジェスチャーしようとして、左腕が無いことに気づく

「はあ・・・・」

溜息をつきながら、壁にもたれかかるように腰を降ろす。天井からは、パラパラと粉のような粉塵が幾度となく降り注いでくる

震動の方はピークを超えたのか、それとも嵐の前の前触れか、先程までのように立っていられないほどのものではなくなった

だがなにかが崩れるような音と、岩と岩同士がぶつかり合うような重低音だけは、絶えずシラキの耳へと届いてくる

「ったく・・・似合わねえことしちまったなあ」

苦笑しながら、懐からタバコを取り出す。揺れと左手が使えないことに随分と苦戦しながらなんとか火をつけた

「多分、これが最後の一本だろうな」

思いながら、肺腑の奥へと煙を吸い込み、そして吐き出す

バカなことをしたなと、自嘲するように思う

生まれてから、ずっと自分のためだけに生きてきた。生きるために、手段を選んでも来なかった

どんなにご立派な自己犠牲も、全てバカのやることだと思ってきた。否定も肯定もする気にはならず、ただ心の中で、鼻で笑うような、ただそれだけのものだった

死ねば終わりだと、そう思っていたから

死体は死体。意志など残された人間の都合の良い慰めに過ぎず、死んだ人間にとってはその時点で全てが終わる

その考えは、今も変わらない

変わっていない。はずなのに

「俺が・・・・命張って、救ってやった命だ・・・」

後悔ばかりだ。バカなことをした。アホなことをした

普段の自分から見れば、赤点どころか落第点。そんなバカらしい行動をした

後悔し通してもしたりない。そんな行動をした

はずなのに

何故、自分は今

「精々・・・・長生きしやがれ・・・クソガキ共・・・・」

笑って、いるのだろう

何故後悔が、微塵も心を過ぎらないのだろう

「なあ?」

そしてシラキは、どこか焦点を失いつつあるような瞳で、虚空を見つめた

まるでそこに、誰かがいるのかように

最後の最後まで、友にも、知り合いにも、医者と患者にもなれなかった

「今度は・・・・救えたなあ・・・」

誰かが、いるかのように

「ああ・・・・」

満足しきったかのように、シラキは息を漏らす

不思議な、気持ちだった

自分は、これから死ぬのに。終わるのに、あれほど恐れていた死が、今目の前にまで迫り、そして自分の首に鎌を掛けているのに

それなのに

自分は何故、こんな風に笑っていられるのだろう

理由は、わからない

だが

今は

「悪くねえ・・・・」

今は、とても



「悪くねえ・・・・気分だ・・・・」





コトシロが完全に崩壊したのは、それから十分後のことだった
























次回予告





機動戦艦ナデシコ

Imperfect Copy



エピローグ



それは、一人の男の、物語



「名前なんて・・・・もう俺には」

「あ奴の名前も、貰い物だったんじゃ。だから・・・貰ってやって、くれんか?」





長い長い、旅の物語



「彼は、もうちょっと僕と似てると思ってたんだけどねえ」

「最後の最後・・・あの方は、貴方とは違った。ただ、それだけのことですよ」





そして



「そういえば艦長。これからどうするんだ?」

「なんか、お墓参りに行くって・・・」





旅の終わりの、物語



「・・・・お久し振りです・・・・シラキさん」





次回



機動戦艦ナデシコ

Imperfect Copy

エピローグ





『旅の終わり』











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