00.最初で最後の記憶




ゆらゆらゆらゆらゆら

ゆらゆらゆれてるしろいふくのひと

ボクのことをみてわらってる

いやなわらい

でもボクはこのひとのこときらいじゃない



きらいになっちゃいけない


すきにならないといけない



なんでかそうおもう



何日かたって

久しぶりに

ここからでれた

ゆらゆらゆれてた白い服の人がはっきり見える

白い服の人がなにかいってる

「--------------------」



よく覚えていない



でも最後の言葉はよく覚えている



「−−−−いってらっしゃい。カイト君」



そういって手をふってた



眩しい光

目があけてられない

けしきが・・・



かわった・・・



「新入り!?」
声がする

・・・この人誰?

知らない。
「おーい新入りー!!!」

・・・ここはどこ

知らないけど分かる。ここはエステバリスのコックピット

「新入りーー!!」
・・・なんでここにいるの

それは知ってる・・・跳んできたんだ
「新入りーーーーー!!!!」



一番大切なこと
・・・ボクは誰?



わからない

でも白い服の人の最後の言葉

「−いってらっしゃい。カイト君」



「ボクの・・・ボクの名前はカイト」



それがボクの最初で最後の記憶



あとがき


初めまして桜ともうします

昔小ネタ掲示板に投稿したものを作品化してみました。

短い文で失礼ですが

暖かい目で見守ってくれるとうれしいです

SS書きは初めてなのでいろいろアドバイス、感想送ってくれると

うれしいです



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