06

<ホシノ・ルリの日記より抜粋>

10月30日晴れ

あの悲しい事件から1週間がたちました。カイトさんにしてみれば治りかけた傷をえぐられるような、そして多分私たちにとっても......。そんな事件でした。

ようやく物事を落ち着いて考えられそうなので、事件について後日談も交えてここに書きたいと思います。ちょうど任務後の休暇で時間もありますし。

え、その前にタイトルですか? 

はい、どうぞ。





機動戦艦ナデシコ
「眠れる森の美女」





最終話『La belle au bois dormant』





結局、私たちの命令違反・独断専行は宇宙軍本部にはバレバレでした。アオイさんご苦労様。

ですが、そこは宇宙軍。いろんな意味でやっぱりバカばっか。ミスマル総司令や秋山少将のとりなしで、不問にしてくれました。ま、私とアオイさんは結構『厳重に』注意されちゃったんだけど。

「さすがユリカさんのお父さん」

というのがカイトさんのコメント。感謝するのはわかるんだけど、なんでそこでユリカさんが出てくるんでしょう。そう言えばこの人、最初はユリカさんに気があったような......。そう考えた瞬間、思わず......カイトさんの腕をつねってしまいました......思いっきり...。





 事件の首謀者、ヤマサキ・ヨシオ博士は行方不明というのが軍の公式見解です。

 ヤマサキ博士の隠れ家と思われる建物に特殊部隊が踏み込んだときには、すでにその姿はありませんでした。現場にあった大量の血痕(後にヤマサキ博士本人のものと確認されたのですが)は人の致死量を軽く超えていたそうで、生存の可能性は極めて低いとのことですが、いまもってヤマサキ博士の遺体等は発見されないままです。

 結局、あの人はなにがしたかったのでしょう。いくらS級ジャンパーを擁したところで、ホンの小さな反乱に過ぎません。私たちが手を出さなくても、遅かれ早かれ、統合軍の圧倒的な戦力の前に鎮圧されてしまっていたでしょう。

 草壁の意思を継ぎたかったのでしょうか? あるいは継ぐものがいるということを示したかっただけ? 自分の力を世に知らしめたかった? 強烈な自己破壊願望? それとも単なる愉快犯?

 でも、カイトさんが言っていました。

「もしかしたら、可哀想なイツキの存在を、世間の人達に教えたかっただけなのかもしれない」

ホント、優しいですよねカイトさん。自分をあんなに苦しめた人なのに......。この人、誰かを憎むことってあるのかしら?

 でも、カイトさんの言葉どおり、いま世間は大変です。イツキさんの存在、それに伴う旧木連の非人道的行為の数々が世の中に知れ渡ってしまったからです。軍や政界の中枢部に入っている旧木連関係者の人達はその揉み消しと、マスコミの追求逃れに躍起になってます。確かにこういうの見てると、ひょっとしたら、なんて思っちゃいますよね、少し。

 あ、カイトさんの方はとりあえず大丈夫みたいです。宇宙軍とネルガルがしっかりガードしてますから。カイトさんのため、とういうより、S級ジャンパーを隠匿してることへの後ろめたさからみたいですけど。

 



そうそう、ヤマサキ博士脱獄の際、手引きをしたという謎のグループ。その後、犯行声明が出されることもなく、事件そのものにも関わってこなかったので正体はわからずじまい。例によって某国のインボウだとか、ネルガルの仕業とか、皆さん相変わらず足の引っ張り合いに励んでます。





 そういえばイネスさんが教えてくれたのですが、今回の事件のモチーフになった『眠れる森の美女』、なんか後日談があるそうです。

 先日、カイトさんとふたり、イネスさんのオフィスに呼ばれたのですが、

「説明しましょう」

また始まった......。

「『眠れる森の美女』とは17世紀末にフランスの作家、シャルル・ペローによって書かれた寓話で、呪いをかけられたお姫様が若くて勇敢な王子様に助けられるという、いわゆる『眠り姫』モノのひとつ。他の類話としてはグリム兄弟の『白雪姫』や『いばら姫』なんかが有名ね」

あ、この辺読み飛ばしても大丈夫ですよ、多分。

「特に後者の『いばら姫』は『眠れる森の美女』と内容が酷似していて、しばしば両者は混同されることが多いようね。まあ、ペローもグリム兄弟もこの話の原作者というわけではなく、話の元になったと思われる『太陽と月のターリア』や、さらにその元と言われる『ペルセフォレ』といった話も存在するから当然といえば当然ね」

長いですね話が。

「さて、『眠れる森の美女』は一般に『眠り姫』の呪いが解けて王子様と結婚して終幕、とされているんだけど......」

「違うんですか?」

カイトさんが合いの手を入れてます。律儀ですね。

「そう、じつはまだ続きがあるのよ」

やっと本題みたいです、やれやれ...。

「王子様とお姫様の間にふたりの子供が生まれて順風満帆と思われていたんだけど、実は王子様の母親は人食い族出身だった」

「はあ......」

なんとも強引な展開。

「それで、王子様の留守中にお姫様とふたりの子供を食べてしまおうと画策するわけね。まあ料理長の機転や、あわやというところで王子様が帰ってきて、母親は毒蛇に自分を噛ませて自殺。今度こそめでたしめでたし、となるんだけど」

どっかの女王様みたいなオチですね。

「はあ〜、よかったねルリちゃん」

カイトさんがため息ついてます。のめり込んでたみたいですね。曖昧にアイヅチうっておきました。

「まあ、このエピソードは原作になった『太陽と月のターリア』に由来するものなんだけど......」

終わったと思ったらまだつづきますね。結局何がいいたいのやら。

「『太陽と月のターリア』では、この母親、実は王子様のひとり目のお妃様だったのね。それで、突然やって来た若くてきれいな2号の『眠り姫』に嫉妬してこういう行動に出た、とういう話」

『2号』って何でしょう? あとでオモイカネに調べてもらいましょうか。

「『眠れる森の美女』でのエピソードは、このあたりを、当時の権力者たちの私『性』活に気を遣って、中途半端に手を加えた結果の名残ってとこね」

私生活、ですか。となりを見たらカイトさんも私同様キョトンとしてます。

「で、話の終わりには作者であるペローの教訓めいたコメントが記されてあって......」

今度こそ本当に本題みたいです。

「要約するとこうね。『「眠り姫」のように100年待ち続けても、幸せになるのはこんなに大変でした。運命の相手を待ち続けるのはそれなりに美しいことですが、昨今そんな方法はとてもオススメできません』」

「「え?」」

カイトさんと声が重なってしまいました。なんだか恥しいです......。

「自分から積極的にアプローチしていきなさいってことよ。カイト君」

「は、はい?」

「今回は『悪い妖精』でも、次はきっと『王子様』の役がまわってくるわよ。ね、ルリちゃん?」

「あ、な、何を言ってるんですか!」

カイトさんと私は顔を真っ赤にして(自分の顔は見えませんが多分そうだったんでしょう)部屋を後にしました。

 こういうのって、私のキャラクターじゃ......。

 でも、私たちが出て行く直前、イネスさんの独り言のような呟きが聞こえました。

「そういえば、『白雪姫』も最後はお姫様と王子様の復讐が描かれているのよね......」

『白雪姫』、『復讐』......アキトさん......。









コンコンッ。

「あ、はい」

部屋のノック音に、ホシノ・ルリは書きかけの日記を閉じるとドアへ立った。

「やあ」

「あ」

ドアの向こうには私服姿のカイトが。

「ちょっといいかな?」

カイトと屈託のない笑顔。

「は、はい」

ルリは自分の顔が赤くなっていないことを確認すると、ドアを開けた。

「何でしょう?」

カイトはもう一度微笑むと、

「ドライブ、しない?」

「え?」

日はすでに傾いている。夜のドライブ。思わずアヴァンチュールな想像をしてしまうルリ。





サァー。

「カイトさん」

「ん? なに」

「これはサイクリングというんだと思うんですけど」

夕暮れの坂道。外出許可をとったカイトはルリを自転車の後ろに乗せて、ゆったりとしたストロークをとっていた。

「ん〜。そうともいうねぇ。最近は」

「昔からずっとそうです」

「ははは、『ローマは一日にして滅びず』だね」

「わけわかりません......」

そもそもカイトは車なんか持っていない。ああ、アヴァンチュールな夜が......。

「それで、何処へ連れて行ってくれるんですか?」

一縷の期待(?)を込めて、ルリがたずねる。

「この先の高原。夜景がすごくきれいなんだ。ルリちゃんと一緒に見たいとみたいと思って」

「夜景、ですか」

「うん、その後、何か食べて帰ろう」

ルリはなんだか全身の力が抜けていく気がした。

「......カイトさん、ホント......子供ですね」

「心外だね、僕のほうがルリちゃんより4つも年上だ」

それゆえロリコンと呼ばれる。

「ホントは私のほうが11才も年上です」

それゆえイネスにからかわれる。

「む、ルリおばちゃんて呼んじゃうぞ」

「......つねりますよ」

ルリはカイトの肩に置いていた手を放し、彼の頬っぺたに持っていく。

「ご、ごめんなさい......」

「......フフフ」

「......ハハハ」

いつしか、ふたりは声を合わせて笑っていた。

アキトの動向。ヤマサキの行方。今回沈黙を守り続けたネルガル。多分まだ、全ては終わっていない。もしかしたらいま始まったばかりなのかもしれない。

それでも、とルリは思う。この人となら乗り越えていける。『あの日』あの選択を下せたこの人なら、最後まで優しかったこの人なら、と。





──そう一週間前のあの日





『ナデシコB副長補佐、マキビ・ハリ少尉です!』

ナデシコからの通信が途絶えてから数時間。ようやくつながった通信の相手にミスマル・コウイチロウは目を丸くした。

「ん? ルリ君はどうしたね?」

『は、はい。艦長は現在、システムの復旧に全力であたっておられます』

ほとんど台詞棒読みのハーリー。

「復旧? どういうことかね」

『は、はい。プラント中枢部のメインコンピュータはカザマ大尉によって見事破壊されたのですが、その際、連鎖的な爆発が発生、幸いカザマ大尉はご無事でしたが、プラント中枢部は完全に、こ、木っ端微塵になり、同時に正体不明のコンピュータ・ウ、ウイルスがばらまかれ、ナデシコは現在......え、えーと、あ、あー、ま、またウイルスの介入がぁー』

ハーリーのクサ過ぎる演技と共に切られる通信。

「??」

わけがわからないコウイチロウ。





「艦長〜!! 何とかしてくださいよ〜!!」

ハーリーは前方に張り出したIFSシート上のルリに助けを求める。

「もちょっと待って、ハーリー君。......ウリバタケさん?」

『おう、たったいま脱出したぜぇ。中継端末も設置完了!』

ウリバタケの声と共に、揚陸艇がプランから離れて行くのが見えた。両隣には護衛の赤と青のエステバリスの姿もある。

「了解。オモイカネ、プラント中枢部のメインコンピュータにハッキング開始。全機能を休眠状態に」

ウィンドウボール内には了解とばかりに、羊が飛び跳ねるウィンドウや子守唄が表示されたウィンドウがいくつも開く。

「ふう......」

次々にシステムをスリープさせながら、ルリはふと思った。

(さしずめ私は、『死の呪い』を『100年の眠り』に和らげた『良い妖精』さんですね。まあ、今回はそれで我慢してあげますが、カイトさん、今度は......)

『寝かしつけ完了』のウィンドウがルリの思考を遮る。もしかしたらそれはオモイカネの嫉妬なのかもしれない。

「カイトさん。全機能休眠完了。トレーサーに対するジャミングも完璧。加えて前方の空域は完全にクリアです。思いっきり飛ばしちゃって下さい」





「了解」

プラント中枢部の前にただ一機、対峙するように立つ白のスーパーエステバリス。

「ふぅ」

軽く深呼吸をした後、カイトの身体が輝き始める。そしてその光はエステバリス全体を包んでいく。

 結局、カイトにはイツキを撃つことはできなかった。

 ルリとオモイカネによって、イツキおよびメインコンピュータの全機能を休眠状態に。しかる後、カイトのフルパワーのボソンジャンプによってプラント中枢部を宇宙の果てめがけて飛ばす。これが、カイトの下した決断だった。

 偽善、そうかもしれない。自己満足、間違ってはいまい。

だが、とカイトは思う。『大切』と思う人に、せめて何処かで生きていて欲しい。それは自分の偽らざる本心なのだ。その結果がこの二番煎じ的な解決法だとしても、それこそが真に優しいというなのではないか。

 エステバリスを覆っていた膨大な光が右手に凝集していく。カイトはゆっくりと右手をプラント中枢部に向けてかざす。

(だからヤマサキは、イツキを閉じ込めたのだろうか? プラントという機械の森に......)

 光を放ちながら消えていくプラント中枢部。行き先はカイト自身にもわからない。

ふと、カイトはその光の中にイツキの姿を見た気がした。その顔が笑っているのか、泣いているのか、もうカイトにはわからない。

 だから、カイトはそっと語りかける。

「ごめんよイツキ、君のことを忘れるわけじゃないんだ。ただ、もう少しだけ......未来の方を向いても......いいかな......?」

やがて、すべてが消え、静寂だけが残った。





──それでも『眠り姫』は待つのだろうか? もう訪れない、『運命の王子』を......。







機動戦艦ナデシコ

「眠れる森の美女」



THE END

And, to be continued to the next episode........................maybe.hahaha







あとがき(この中いつも思い付きです)

異 界「いやー、終わった終わった。最後までお付き合い頂き感謝感謝。さあ、お風呂入って寝ましょう」

ル リ「あとがきと、校正がまだです」

異 界「おやおや、何のことでしょう?」

ル リ「どうして毎回投稿してから誤字脱字に気づくんですか」

異 界「なぜって、それはそういうものだからです。では最終回のゲストは......」

ル リ「さっきから登場してます。私です」

異 界「あ、そうなんですか?」

ル リ「私を最後に回すとは良い度胸です。しかも毎回毎回わけのわからない予告キャッチを言わせておいて」

異 界「いやいや、真打は最後。最強最後の秘密兵器ってヤツで」

ル リ「......まあ、いいでしょう」

異 界「(意外と世辞に弱いようですね)」

ル リ「何か言いましたか?」

異 界「いいえ(思っただけです。しかしなんでこのコーナーだと皆本編より性格悪くなるんでしょうね?)」

ル リ「まあ、それはさておき」

銃声。いきなり発砲するルリ。異界の頬を掠めていく銃弾。

異 界「何をするんですか。痛いじゃないですか。だいたいそれは第二話でカイト君に借りた銃ではないですか。まだ持ってたんですか?」

ル リ「後で返します。(原稿を見ながら)なんですかこの内容は?」

異 界「は?」

ル リ「ルリ×カイトのお墨付きをもらって置きながら、これではルリ×カイト×イツキじゃないですか」

異 界「とんでもない、そんなことはありません。よく読んでみてください、正しくはイツキ×カイト(×ルリ)です」

ル リ「死ね」

異 界「(本編第五話ヤマサキ風に)撃つのかね?」

ル リ「(同アキト風に)ああ」

異 界「もう少し時間をくれないかな。せめてこのあとがきを書き終わるまで」

ル リ「誰もそんなものには興味はないでしょう?」

異 界「ふむ、これは一本とられたようだね。じゃあ座布団がわりにいいことを教えてあげよう。名付けて『ザッツ次回作』。君たち出演者にも関わることだよ」

ル リ「知ってます。『The knight of chrome』ですね」

異 界「おやおや、そこまでご存知とは! もうあげられる座布団がないよ」

ル リ「あります(引き金に力を込める)」

異 界「なーんちゃって、実はカイトくんの銃には一発しか弾が入っていないという設定なのです」

ル リ「さっき補充しておきました」

異 界「げ」

銃声。銃声。銃声。銃声。銃声。銃声。銃声。銃声。銃声。銃声。銃声。静寂。

ル リ「おやおや、動かなくなってしまいました。異界が他界というシャレでしょうか。次回作はどうなってしまうのでしょう。ま、死んでなければ生きているでしょう、ということで」

カイト「あ、ルリちゃん。こんなとこにいたんだ」

ル リ「カイトさん。良いところで会いました。この間の銃をお返しします」

カイト「ああ、そうだっけ。ありがとう」

ル リ「どういたしまして」

カイト「ん? なんかこの銃熱いけど......」

ル リ「私が肌身離さず持っていたからです」

カイト「(照れながら)そ、そう。じゃあ、行こうか」

ル リ「はい」

異 界「............気づけよ、おい」









懺悔のコーナー

その一

書いてて思ったのは「ヤマサキ・ヨシオって木連出身だっけ?」です。手元にある資料には特に記載がありませんでした。草壁さんの腹心だから木連かなー。でも、あの性格や名前の表記からは地球出身な気もするなー。でも、サブロウタさんの例もあるしなー。まあいいか、書いちゃったものは。(あとシンジョウさんもどっちなんでしょう?)

 その二

 各回のタイトル、最終回以外は全部、なんかのモジリです。『人造人間は電気妖精の夢を見るか?』という露骨なヤツも考えてましたが、使わずじまいでした。



『眠れる森の美女』について

詳しくは本編内のイネスさんの解説参照。ちなみに、本編内に登場する『眠れる森の美女』も、一部『いばら姫』の内容が混じってます。興味がおありの方は、調べてみても面白いかもしれません。ないって? そう?



予告

『The knight of chrome』由来はマンマ、某五つ星の物語の星団最強な方の電動騎士からです。一応『The prince of darkness』と韻を踏んでます。主役は今回同様あのふたりですが、黒マントさんに影の主役をやって頂く予定です。あと、多分カイト君はストーリー中盤で姿を消すことになるでしょう。ではでは。





──堕天使達の宴が始まる。



──今だから言うけどのコーナーが始まる。

これにて、『眠む眠む』はおしまい。前半部、前回ラストから話がとんでるのは意図的、というわけではなく、前回が長引いてしまい後半部が最終話に押し出されてしまったせいです。あと、カイト君に撃たせるべきかどうか少々悩んでしまい、ちょっとの間態度保留という意味合いもあったりします。
しかし、本当に撃たせるつもりならあんなところで話を切る必要ないよなと(次回つづくで生死不明の場合、必ず生きてるのパターン)その後気づきました。
で、最後だっていうのに『今だから言うけど』が特にないんですよね、えーと、あ、そうだ、最後の英文、なんか間違ってるっぽいです。異界は英語のできない文系人間ですのでどうかご容赦を。

ご感想下さった方々、アンケートに投票いただいた方々、そして、最後まで読んでいただいた方々、どうもありがとうございました。次なる拙作にてまたお会いしましょう。それではまた……。





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