RURI

 

あ、え〜っと・・・私達は昨日、訳あってアキトさんの家に引っ越してきました

学校にはちゃんといってますけど・・・・・やっぱ遠いです

はぁ・・・・眠い

 

 

 

 

 


『ルリちゃん』日記


 

 

今日は7月7日七夕、ルリの誕生日である。だから旧・ナデシコクルーの皆でパーティをやるらしい

・・・ま、今は朝だからさすがに誰も来てないが・・・・・

「よ〜し、飾り付け終了♪」

「あー、やばっ。火かけっぱなしだー」

「アキト、おいしい料理作ってね〜♪」

「まかせとけって。・・・ってあ!!」

アキトとユリカの会話である。ここでなんでこの二人がいっしょにいるか疑問に持った人もいるだろう

・・・・なに?いない??・・・・まぁとにかく聞け

数日前、ユリカとルリは家出したのだ。もちろん向かう先はアキトで・・・・って知ってる??

邪魔??・・・・はい、すみません(謝)

 

 

《とにかく続き》

この場にルリはいない。それは朝起きた後

「ごめん、ルリちゃん。会場(?)作りするから、朝ご飯食べたら、てきとーに遊びに行ってて。お願い」

・・・とユリカに言われたからだ。本人は手伝いたかったみたいだが、

ユリカが、大丈夫というので(しかたなく?)遊びにいったのであった

 

                                                                        

 

RURI

 

 

今、公園にいるんですが・・・・はぁ、暇。です、かなり。

時間はまだかなりあります。・・・・・まぁさっき買ってきた本でも読むとしますか

 

・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・

 

終わりました

え?早すぎって?そんなこといわれても終わってしまったものはしょうがないでしょう。

いっときますけどもう1時間ぐらいたったんですよ。

さて、どこに行こうかな・・・・・友達の家にでも行きますかね・・・・

 

何ですか?今度は友達作れたのかって?あたりまえです!あなた達は私をなんだと思ってるんですか?

私は人間です・・・・・まぁ今回は許してあげます。次はないですよ?

 

 

 

「あれ?ホシノさん?」

(誰でしょうか?)

「あ、やっぱり〜。こんなとこで何してるの?ボ〜っとしてたよ」

ふりむくとそこには学校での私の友達、アキさんとユキさんがいました。

「いえ、別に・・・・・暇だったのでここで本を読んでいたんです。そういうアキさん達こそどうしてここに?」

「部活で先輩の練習試合があって、応援に来たんだ♪」

ユキさんが答えました。確かに、体操服ですね。

「でも暇って・・・・・こんなとこに来なくてもいいんじゃない?」

「え?なんでですか」

「だって、ここ学校からかなり離れてるし・・・」

あ、そういえば・・・・まだ誰にも話してませんでしたね

「私の家、この近くですよ」

「「えぇっ!?」

固まっちゃいました・・・・・二人とも。そんなに驚くことですかね?

 

 

 

 

「じゃあ、学校通うの大変でしょ?」

「まぁ・・・そうですね。朝、かなり早く起きないといけませんし」

「この近くにも学校あるのに・・・・大人の考えることはわかんないなぁ」

ユキさんが問い、私がそれに答え、アキさんが考える

あのあと、私達は話しています・・・・・・いろいろと、ね

「前の住んでた場所でしたらもう少し寝れるんですが」

「え?じゃあ、引越してここの近くに来たんだ」

「はい」

「ふ〜ん、前どこに住んでたの?やっぱそこでも遠かった?」

「前は・・・・ミスマル家に住ませてもらっていましたけど、やっぱ遠かったですね」

「「え?」」

また驚いてます、なんでかな・・・・

「ねぇ、じゃあミスマル君の家にいたの!?」

「そうですが・・・・」

この言葉を聞いた二人が顔を見合わせる。少ししてアキさんが言う

「・・・・・・ホシノさん、そのことほかの女子にばれないようにね」

「なんでです?」

「恨まれて絶対何かされるから・・・・」

!?・・・・今度は私が驚いてしまいました

「よーするに・・・・・ファンがいるの、ミスマル君の。それもすごくたくさん」

戸惑っていた私に答えてくれるユキさん・・・初耳です

「なんか、勉強できてスポーツできて―――かっこいいかららしいけど」

「?、ユキさん達はファンではないんですか?」

私は疑問に思ったことをユキさんに聞く

「私は微妙だけど・・・・アキちゃんは違うと思うよ」

どういうことでしょうか?

「だって・・・もう好きな人いるんだもんね、アキちゃん♪」

「!?、ちょ、ちょっと(汗)違うって!私は・・・・(///)

あ、顔が赤い

「もう隠さなくていいんだって♪」

「あぅ・・・・だから・・・(///)ぅぅぅぅぅ・・・・・もうこの話やめ!」

強引に終わっちゃました・・・・まぁ、別に興味ありませんけど・・・・・

 

 

「あ、ごめん。もうこんな時間だ!私達帰るね」

気がつけば、もうお昼になっていた

「あ、はい」

「それじゃまたね、ばいば〜い」「ばいば〜い」

二人は手を振りながらこの場から去って行った

 

 

 

 

 

                                                                        

 

さて・・・・そろそろ帰ろうかな・・・・

とりあえず電話しますか、携帯買って貰ったことですし

 

≪プルルルル・・・・プルルルル・・・・・・・・ガチャ≫

 

『はいは〜い、テンカワで〜す』

この声はユリカさんです

「ルリですが、もう家に帰っていいでしょうか?」

『あ〜・・・・・ごめん!まだ全然用意できてないの」

「てか、かなり時間経ちましたけど・・・・」

『ごめんね!夕方には終わると思うから』

「・・・・」

『ホントにゴメンね!あ、アキトそこは〜〜〜―――いそがしいからもう切るね。夕方には終わると思うから」

「遅すぎ《ガチャ》です・・・・」

あ、切れちゃいました・・・・・もう本当にあのひとは何やっているんでしょう―――

 

 

 

 

 

 

                                                                         

 

あの電話の後、昼ご飯を食べたルリはゲームセンターにいき、ほぼすべてのゲームランキング1位を取り、帰った

ゲームセンターを出たころにはちょうどいい時間になっていた

【ここで普通(?)に思うこと・・・・ルリちゃん、あんたいくら金持ってんの?(笑)そしてナンパとかされなかったの?その他多数】

 

 

 

* 夜・・・場所―テンカワ家周辺

 

もうかなり暗くなってます・・・・・・・あ、着きました。

・・・・まだ終わってなかったら最悪ですね、艦長。・・・・・?、なんかいろいろ声が聞こえてきます。

だれでしょう???まぁ、とりあえず・・・・・・

「ただいま」

ドアを開けた私はそういった

「おっ、やっと帰って来たか〜」「ルリルリ久しぶり〜〜」「ルリちゃ〜ん遅い」「お前のせいだろ、ユリカ!」

上からウリバタケさん、ミナトさん、艦長、アキトさんです

部屋の中は元・ナデシコクルーのみんなでいっぱいでした

「こんばんわ(ぺコリ)」

 

 

「さ、早く座ってルリちゃん♪」

「あ、はい」

艦長にせかされて座る私

「さ〜て、と。これからルリちゃんのお誕生日会を始めま〜す♪アキト、ケーキ持ってきて」

「はいはい」

ゆっくりと立ち上がり台所に行くアキトさん

戻ってきたとき『ハッピーバースデー♪』と書いてあるケーキが手にありました

そのあと、テーブルに置きろうそくをさしています

「これでよし・・・っと。じゃあ火をつけようか。」

アキトさんがろうそくの火をつけるその瞬間・・・・

 

≪ピンポーン≫

 

(?誰でしょう)

呼び鈴がなりました

「誰だろ?私でてくるね―――って(バタッ)」

慌ててかけていこうとする艦長、だがアキトさんのゲキガンガーの人形につまずいて転んでしまいました

「痛〜い」「あ、お前!俺のゲキガンガーを!!」

「もう、こんなとこに置かないでよ!」「え〜っと・・・大丈夫だな、壊れてない。おいユリカ!壊れたらどうするつもりなんだ!」

・・・・・この場合、アキトさんが悪いですね。ま、そんなことはどうでもいいか、それより・・・・・

≪ピンポーン≫

また鳴った。それにかまわずアキトさんと艦長はケンカしてます。

それを見ているみんなは、またか・・・とか思っているんでしょう。笑いながら見ています。

≪ピ、ピ、ピ、ピ、ピ、ピ、ピ、ピンポーン≫

「あ、そうだった!呼び鈴なってるんだ、出なきゃ」

タッタッタッタッタ・・・・ケンカをやめ走り出す艦長

≪ピ、ピ、ピ、ピ、ピ、ピ、ピ、ピ≫ バタっ!! 『ゲフっ!』

この音、まさか・・・・ドア、あたっちゃいましたか?鳴らしてた人・・・・・。艦長、焦っていたとはいえそれは・・・

「だれですか〜〜〜?・・・・って」

気になって見てみる、そこに(倒れて)いた人は・・・

「カイト(さん)!?」

 

 

「「「誕生日、おめでとー」」」

ふっ・・・・、っとろうそくの火を消す

≪パチパチパチパチ・・・・・≫

 

 

 

「それにしても、艦長に弟がいたなんてねぇ・・・・・」

ミナトさんが言う

「今、何歳?僕」

「子ども扱いか?・・・・・13だ」

ムスッっとした態度で答えるカイトさん。

「え〜?じゃあルリルリと一緒?」

「それがどうした?」

「いや〜、ちょっと・・・ね」

「???」

どういうことでしょうか?私もさっぱりわかりません。

「妙に大人っぽいね〜、カイト君。艦長に全然似て無いじゃん」

「”あれ”に似たくないな・・・・・」

その言葉に少し、苦笑してしまいました。・・・・艦長には悪いけど同感、です

「何よー、カイト。”あれ”って何!?”あれ”って。私の何処が悪いのよー!」

カイトさんの言葉に腹がたったのか、大きな声で聞き返します

「ふん、知るか。自分で考えろ」

「姉に向かってそういうこという!?」

「はぁ?姉とか関係ないだろう!本当のことだ」

≪ガミガミガミ・・・・・≫

またケンカですね。もう慣れました

?、気がつけばミナトさんがこっちこっち、と手招きしてます

仕方ないですね(スッ)

立ち上がった私はミナトさんのところに行きました

 

 

「なんですか?」

「あのさぁ、ルリルリ・・・・」

何故かヒソヒソ声です。あ、一応言っときますけど二人はケンカ、

ほかの人たちは楽しそうに見ています

「あのコ、カイト君のこと。どう思ってるの?」

!?

「それはどういうことですか?」

思わず小声で聞き返す

「だーかーらぁ・・・・要するに・・・・気になってないの?」

「?」

「遠まわしにいいすぎたか・・・・」

「??」

「単刀直入にいうと、好きなのか嫌いなのかってこと」

・・・・・そういえばこういうの好きでしたね。ミナトさんに限らずナデシコクルーの人たちは・・・・

「いえ、別に」

「本当にぃ?」

「はい」

「そっかーぁ・・・・つまんない」

そんなこと言われても困ります

第一、恋愛感情がどういうものなのかデータ上でしか知りませんし

「じゃあ、いいや、ありがと。・・・・あ、ケンカ、終わったみたいだね」

見れば、アキトさんが止めに入っていました。これで2回目です

 

「さ〜て、終わったことだし。気を取り直して飲むぞー!テンカワ、付き合え!!」

「・・・・・ははは(苦笑)」

ウリバタケさんの言葉にアキトさんは顔が引きつっています

「お前もだ、カイト!」

「!?僕は未成年だ!」

「そんなことはどうでもぃぃ」

「よくない!」

子供はアルコールを飲んじゃいけません、当然です

「そんなんじゃ、女の子にもてないわよぉ」

「別にいいよ」

「もーぅ、つれないなー」

今度はミナトさんが誘ってます。ま、断られたみたいですが

「そーだ!カイト君にもアシやってもらおっかなー♪」

「漫画家か?」

「そう、よくわかったねー!ね、やってみてー♪」

「お断りする」

「だいじょーぶだって、器用だったら誰でもできるよ。ルリルリもアキトくんもやってるんだよ」

「・・・・・」

ヒカルさんは漫画のために誘ってます

 

「俺はこの程度ではつぶれん。メカニック魂を見せてやる!」

「ねぇねぇ、お姉ちゃん」

「セイヤさ〜ん・・・・もう無理っすよ〜・・・ヒック」

「艦長〜、もういっぱい酒〜」

「はいはい〜わかりましたリョーコさん(ドタドタドタ・・・・・バタッ!)痛ぁ〜〜い!」

「ふん、バカバカしい」

 

 

――――――やっぱりナデシコクルーって、相変わらず・・・・

 

「バカばっか・・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

* 

そして数時間後、みなさんはすでに帰っています。あ、みんなじゃありませんね

カイトさんが残っています。明日は学校なのに・・・・・。ちなみにまだ起きています

何故かと言うと・・・・、艦長のせいです

「せっかく来たんだから、泊まってよ〜」と、しつこく言っていたようで仕方なくOKしたみたい

・・・・・眠くなってきました。もう寝ようと思います。・・・・・もう深夜すぎてるし

「カイトさん、私寝ますね」

私は眠そうなカイトさんに声をかけた

「ん?あ、あぁ・・・・・・。あっ!」

最初は小さい声で喋っていたけれど、突然大きな声をあげた

「?、どうかしたんですか」

「ちょっと待っててくれ」

「え?あ、はい」≪ドタドタドタドタ≫

私が言い終わる前にカイトさんは走り出していた

(なんでしょう??)

≪ドタドタドタドタ・・・・・・≫あ、戻ってきました。

・・・・?手になんか持ってますね。箱・・・・でしょうか?

 

「えっと・・・・その・・・何だ」

「?」

「・・・・・誕生日、おめでとう」

「え?・・・・あ、ありがとうございます」

そう言って受け取る。私は中身が気になった

「あの・・・・開けてもいいですか?」

「ああ、いいよ」

頭をかきながら答えるカイトさん。

≪シュルシュルシュル・・・・≫リボンを解き、フタを開ける

そこに入っていたのは。羽根の形をした、とてもきれいなペンダントだった

「・・・・・・きれい」

思わず声にだしてしまった

「気に入ってもらえた?」

「はい」

「よかった・・・・。んじゃぁ俺も寝る、おやすみ」

「本当にありがとうございます。カイトさん」

「いや、いいって(焦)」

「では私も・・・・。おやすみなさい」

 

 

 

それから私は、その”ペンダント”を毎日、どこに行くときでも忘れることなく着けていった

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

                                                                     

 

 

 

 

オリキャラ♪の『設定』

 

アキ・・・2組。1組のユキとは小学校からの親友。ちなみにソフト部。気になる人物がいるようだ(現時点不明)

 

ユキ・・・1組。アキの親友でソフト部。二人はほとんどいつも一緒にいる。アキをからかうのが好き

 

コウ・・・6組。アニメ、ゲームのキャラクターに感化されやすい。性格は冷静っぽく見せているが実は熱血派。テニス部。運動神経は良くはないが格闘術(トンファーと空手、テコンドー)を少し身につけており、ケンカは強い

 

 

 


あとがき

 

hoshi「・・・・・・」

カイト「・・・・てかお前」

hoshi「・・・・・・」

カイト「終わったな・・・・現実逃避か?」

hohsi「・・・なんのことだ?(汗)」

カイト「とぼけるな、このヘボ作者め」

hoshi「悪い・・・・勘弁して」

カイト「まぁ仕方ない、許してやる。とにかく続きちゃんと書けよ?」

hoshi「はい・・・・・」

カイト「それにしても・・・ルリの方は誕生日の日のことだけだな・・・・」

hoshi「最初っからその予定だったから^^」

カイト「あ、そう。・・・・・んじゃ、ここらでおさらばしますか」

hoshi「ばいば〜い・・・・あ、あと感想ください・・・・これが無いと泣きそうです・・・・」

カイト「おい、その言い方モロ強制じゃないか・・・・」

hoshi「では、次回に期待してください」

カイト「だれがするんだ?」

hoshi「

 


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