「学校・・・ですか?」 「うん、そう♪。やっぱルリちゃんも学校通わなきゃ〜。実はもう話つけてるんだ♪」 「早いですね」 「学校、明日からだから」 「はい、わかりました」 「じゃあさっそく・・・ねぇねぇ、ルリちゃん。これ」 「なんですか?これ」 「制服だよ、似合うと思うから着てみて♪」 「はい・・・それより何処に通うんですか?」 「え〜っとね・・・」
なでしこ〜『入学♪』〜 |
―――翌日 朝 学校・・・教室
「はぁ・・・・・・」 「どうした?カイト。元気ないじゃないか」 話し掛けてきた人物は”コウ”。カイトのクラスメイトである 「いや・・・二日前姉さんが帰ってきたんだよ」 「姉さん・・・ああ、あの人か。で、その姉がどうしたんだ?」 「なんていうか・・・・一人、オマケも付いて来ていっしょに住むことになったんだ」 「オマケ、誰だ?姉の友達か?」 「それが・・・・」
続けようとしたときチャイムが鳴った 「あ、やばい。 じゃあ俺は席に戻るから、話の続きは後でな」 「ああ、分かった」 席に戻るコウ。それとほぼ同時にドアを開けて担任の先生が入って来た そして朝の会とよばれる儀式(笑)がはじめられる。現在、担任からの連絡事項。 「――――なので今日は―――」 いつもは全然聞いていないカイト。だが今日ばかりは・・・ 「このクラスに転校してきた人がいます」 このセリフだけ聞いていた。『転校してきた―――』この言葉は人と接触することが苦手なカイトにとっては酷なことだった (・・・ああ・・・・・また増えるのか。お願いだから女子はやめてくれよ・・・。男子でもウザイ奴はいらん・・・・) 「入ってきて良いよ」 ドアを開け、入ってくる人物。それは銀髪、金色の瞳をしていた少女であった (おい・・・・まじかよ姉さん。なんで俺と同じ学校(とこ)に入れるんだ・・・・) カイトはルリが苦手であった・・・なじんでないだけなのかもしれないが 「ホシノ・ルリです。よろしくお願いします(ぺコリ)」
「さてホシノさんの席は・・・・あ、ミスマル君の隣が空いてるな。ホシノさん、あそこに座って」 「はい」 (!?まじで???) トコトコトコ・・・・・・ルリが歩いてくる音である。 隣に座るルリ、そして1時間目が始まった
――――休み時間
授業が終わり、カイトの所に向かうコウ 「おい、カイト。さっきの話の続きだけど・・・ん?」 「・・・・・・」 「どうした?カイト」 「姉さん・・・・これは意図的にしたものなのか?」 「へ?どうしたんだよ」 「さっきいった”オマケ”ってルリのことなんだよ・・・」 「えぇ!?まじで??」 「あぁ・・・・・」 どうりで・・・脱力してるわけだ
「なるほどなぁ・・・・そりゃ酷だろう。人見知りが激しいからな、お前」 「・・・・・」 「普通の人だったら喜ぶだろうなぁ。けっこうかわいかったじゃん、ホシノさん」 「・・・・・」 「おい、元気出せよ」 「・・・・・」 「だめだこりゃ」 (・・・・・・・殺す・・・・ぜってぇー殺す。覚悟しろ、姉さん)
その日、ルリちゃんファンクラブが作られたとか・・・その日の内にそれは何者かの手によって解散したとか・・・ カイトとユリカの壮絶なバトルが行われたとか・・・・たくさんの噂があった
―――翌日 朝
朝食を食べ、登校しようとするカイト 「行ってくる・・・」 まだ元気が無い 「ちょっと待って、カイト♪」 「なんだ!!(怒)」 「ルリちゃんも連れてってあげてよー」 「はぁ!?」 「昨日は私が連れてってあげたけど、今日はいろいろあるし・・・、同じ学校だからいいでしょ?」 返答は・・・・?次回へ続く!!(←ふざけんな!!)
「断る」 「何よ〜、それ。ルリちゃんがかわいそうでしょー。」 「いろいろって・・・どうせアキトとかいう奴の所行くんだろう?」 「ぅ・・・」 「図星か?ふん、ばかばかしい。そんな暇あったらお前が連れて行け」 「・・・でもでもぉ、やっぱり道、覚えさせなきゃいけないし〜。私の仕事が大変な時はどうするのよ〜」 「・・・・・お前、今何時か分かってるか?」 「え?6:00でしょ?」 そう、カイトが通っている学校はかなり遠い。そんなとこにルリを入学させたユリカ、いったい何を考えているんだか
「まだ寝てるだろう?起こしたら悪い、もう少し寝かせといてやれ。電車を使えば間に合う」 「ん〜、確かに・・・でもルリちゃん一人で大丈夫かなぁ」 「お前じゃないんだ、大丈夫だろ」 「まぁ・・・ってさっきから言おうと思ってたけど、お前お前って何よーー!!私はあなたの姉なのよーー!!」 「だからなんだ!!関係ないだろう!!」 「ある!!私があなたをみつけてやったんだからねー」 「ふん、知るか」
ユリカとカイトの間に火花が散っている。この二人、本当にケンカばかりである。そこに少女の声が聞こえてくる 「艦長・・・・うるさいです」 「あ、ごめん。ルリちゃん起こしちゃった?」 「はい」 「ごめんねー・・・ほらカイトも謝って」 「なんで僕が・・・」 「いいから!!」 「くっ・・・悪かった(後で殺す)」 しぶしぶ頭をさげるカイト 「いいですよ。?カイトさん、学校ですか?」 「ん?あ、あぁ・・・・」 「ルリちゃん、用意してきてくれる?」 「え?・・・あ、はい」 部屋に戻るルリ。ユリカに言われたとおり用意するつもりなのだろう。 「ちょっとまて!!僕はまだ・・・」 「カイト。ルリちゃんのこと嫌いなの?」 「いや、嫌いってわけじゃ・・・・・じゃなくて!!」 「じゃあ、いいじゃない♪」 「・・・・」
「おまたせしました」 ルリが出てきた 「・・・(しかたない)ルリ、まだ朝飯食べてないんだろ?食べてこいよ」 「でも、学校は・・・」 「大丈夫だ、電車を使えば1時間で着く」 「そうですか。では、そうさせてもらいます」
―――電車 RURI
え〜っと今、私達は電車に乗っています。現在7:15です 「・・・・・・」 カイトさんは・・・寝ています。この前学校で寝てたのはやはり睡眠不足だからでしょうか? てか私も眠いです。寝過ごしたらヤバイですけど・・・・まぁアラームかければよいでしょう。 それじゃあ、おやすみなさい。
つづく
《設定など☆》 ルリの”バカばっか”に対抗したセリフ―――カイトにも口癖(?)を作りました〜〜(なんとなく) まぁ、同じく”バカ”という文字が入ってるのでわかりやすいかな?(あえて教えない♪)
あとがき♪
hoshi「・・・やばい、スターオブメモリーよりこっち先に作っちゃったよ」 アキト「ていうかよ、オレの出番がないぞ?」 hoshi「おまえはいらん」 アキト「んだと?」 hoshi「冗談だ、次だしてやる」 アキト「出さないなら出さないで良いんだが・・・まぁいい。期待してないぞ」 hoshi「が〜ん」 アキト「てかいきなりオリキャラか?」 hoshi「自然にださないといけないんだよ。TVアフターにしたからな。まぁ、重要性は低いが」 アキト「名前の由来は?」 hoshi「俺の《ピー―》だ (自主規制)」 アキト「なるほどな・・・・まぁ分かりにくいからいいか」 hoshi「さて、そろそろ終わるか。んじゃ、次回に期待してください」 アキト「だれがするか」 hoshi「涙」
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