・・・それは”A”の話がだいぶ始まる前・・・

 

 

 

 

 

「お父様行ってきま〜す♪」

「ああ、行ってきなさい。ユリカ」

父にあいさつをして学校に行くユリカ

「もう7歳か、早いな・・・・だがかわいく育ってくれて私は嬉しいぞ。・・・ふふふふふふ」

親ばか??そう思える発言だった。

「さて、茶でも飲むか」

その場を離れようとしたコウイチロウ。だが、そのとき―――

「お父様!!大変!!」

なぜか学校に行ったはずのユリカが慌てて戻ってきた。

「どうした、ユリカ?そんなに慌てて・・・」

「赤ちゃんが・・・赤ちゃんが、道に捨てられています!!」

「なぁにぃ!?どこだ!!」

その言葉を聞いたとたんコウイチロウは駆け出した。

(捨て子だと、なんと言う親だ・・・・)

頭の中でそう思い、走りながらその子の場所を問う

「どこだ、ユリカ!」

「あそこです、お父様!。」

ユリカの指の先には確かに子供、いや赤ちゃんがいた

(確かにいるが・・・単に連れて行くのを忘れただけじゃないのか?だが・・・)

「一応、私の家で預かろう。親探しは後だ。ユリカ、安心して学校に行きなさい」

当然(?)の行動をする

「・・・はい、では行ってきます。お父様」

 

 

  

その後、コウイチロウはあらゆる手を使い親を探したが、見つからなかったという・・・

当然、ほうっておくわけにもいけないので自分の家で引き取ることとなった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    なでしこ〜学園で行こう!?〜

       『プロローグ♪』




 

 

―――時は流れ

場所・・・火星


「わたし?私は・・・・私はアキトが大好き!!」

「はじめて聞いた」

「うそぉ」

「ほんとだよ」

「うそ」

「ほんと」

「嘘、嘘」

「ほんと・・・」

「う・・・」

続きを言わせないように塞ぐアキト。

(アキト・・・大好き)

 

遺跡を飛ばすためにボソンジャンプするナデシコ。

これで双方とも戦争の目的は無くなり、後に和平条約を結ぶことになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                      

 

   

その後―――

 

 

 

「私は・・・何処にも行くあてがありません」

「そうですなぁ、ルリさんはナデシコの為だけにスカウトしたのですからナデシコがないとなると・・・・」

「私ってもしかしてお邪魔虫ですか?」

とたんにクルーが騒がしくなる

「私が引き取ります!!」

「私の所へいらっしゃいよ〜」

「いや、ネルガルが責任を持って」

ユリカ、ユキナ、プロスペクター、その他もろもろ”自分が引き取る!!”と言っている

はっきり言ってうるさい。そこにホウメイが止めに入る

そして本人の希望によりジャンケンで決めることとなり、最後にユリカとミナトが残った

ルリを引き取るため二人のじゃんけんが始まる

・・・だが、なかなか勝負がつかない。あいこが何回続いただろう

プロスペクターもこのままではいつまで続くのか??と思ったのか

最後は”大岡裁き”で決めることとなった・・・・

 

 

 

 

 

 

 

―――結局勝ったのはユリカ。現在地、ユリカの家

 

RURI

 

 

 

 

 

「お父様〜、お久しぶりです。あ、こっちは今日から家で引き取ることとなったルリちゃんです」

「ユリカァ〜〜〜。さびしかったぞー、ずっとだ」

「心配かけてすいませんお父様・・・・・・さて、と」

「?どこか行くのか」

「はい、アキトの所へ行って来ます」

「さっそくですか?艦長」

「うん、ルリちゃんも行く?」

「・・・私は」

続けようとする直前に提督が大声を出す

「!?ちょっと待て。 せめてもうちょっとここにいた・・・」

「では行って来ます、お父様」

アキトさんのこととなったら早いですね艦長。ま、いつものことですけど

「ユリカ〜〜〜〜ぁぁぁぁぁっっっ!!」

提督の言葉を無視(?)して出て行こうとする艦長。だけど何かにぶつかった様子です

「ただい・・・ぐわっ!!」「きゃぁ!!」

 

・・・・人、ですね。子供みたいです、私が言うと変かな?

「ご、ごめんなさい!ちょっとよそ見してて・・・って、あれ?」

「よそ見しながら走るか普通・・・って、おい」

「姉さん!?」「カイト!?」

姉さん?ということは兄弟でしょうか・・・てか兄弟いたんですか?艦長

 

 

 

 

 

 

「なんで姉さんがここにいんだよ・・・」

「久しぶり〜〜カイト!心配かけてごめんね」

「心配なんかしてねぇよ」

「もうもう、照れなくてもいいんだって♪」

「なんでそうなるんだ!!」

なんかアキトさんに似てますね・・・この人。いやケンカの仕方がかな?

「あれ・・・・?姉さん、その人は・・・?」

その人?私のことでしょうか

「ああ、この子はルリちゃん。かわいいでしょ?今日からこの家で住むことになったから」

「ああ、分かった。・・・って、ええ!?」

「何でそんなに驚くの?」

「普通驚くわっ!!」

もっともです。

「まぁいいじゃん。かわいいんだし」

「そういう問題か!?」

・・・・艦長の天然はすごいですね。てかまだケンカしています。とめなくてよいのでしょうか?

「付き合ってられるか!!」

あ、終わったみたいです

「むむ・・・。あ、そいえばカイト。”彼女”できた?」

「・・・は?」

なんか話が変なほうにいっちゃってます

 

「―――だーかーらぁ、彼女できたのか聞いてるの」

「・・・なんでそんなこと聞くんだよ」

「ユリカねぇ、『王子様』見つけちゃった〜〜♪だからぁ、カイトはどうなのかなって」

「僕の年齢考えてんのか・・・・てかわすれてないか?」

”13”でしょ?」

私と同じだったんですね。でも、艦長よりしっかりしてると思うんですが・・・艦長が子供っぽいだけかな?

「・・・・ああ、そうだ。13とか子供だ、今そんなことしてどうなる」

「そうかなぁ。私とアキトは・・・」

「アキトって誰?」

・・・知らないんですか。どういうことでしょう?兄弟なら知っててもいいんだと思うんだけど

「アキト?アキトはねぇ、私の王子様!!」

「あ、そう」

「反応冷たいよ〜カイト」

「勝手に言ってろ。・・・・と、やばっ!!今日約束があるんだった」

「でーと?」

「違う!!」

・・・・・まだ言ってます。まぁケンカするほど仲がいいっていいますし

「・・・そういえば」

?なんか近づいてきます。私に用でもあるのでしょうか

「っと僕は『ミスマル・カイト』。って聞いてたから分かるか・・・・・。えぇとなんて呼べばいいのかなぁ・・・」

あ、あいさつですか。そいえばまだでしたね。

「私は『ホシノ・ルリ』です。よろしくお願いします(ぺコリ)それから私を呼ぶのはルリでかまいません」

「・・・あ、うん分かった。じゃあ・・・ルリ、よろしく」

あいさつをし終わった後、ユリカさんはなにかに考えています。私、何か考えさせるようなこと言いましたっけ?

「ルリちゃん、なんで”ルリ”でいいっていってたの?」

「”ホシノ”で呼ばれるのはあまりなれていないからです。それがどうかしたんですか?」

「え?ちょっと・・・ね」

「なんですか?」

「いや、気にしないで。アハハハ・・・」

変な艦長・・・

 

 

 

「さて、あいさつも終わったことだし・・・行って来るか。んじゃ父さん、行って来ます」

「うぅぅぅぅぅぅぅ・・・あんまりだ・・・」

艦長に無視されたのがよっぽど悲しかったのか、提督聞いてないみたいです。てか泣いてます

「・・・聞いてないし。まぁいいや」

そう言うと外にいっちゃいました。提督ちょっとかわいそうです

「さて、アキトのトコにいこうっと♪お父様、あとよろしく」

「!?ユリカ、ちょっとまちなさ・・・」

すでに艦長の姿はない

ゆりかぁぁぁ〜〜〜〜っっっ!!!

・・・バカ

 

 

 

つづく

 

 

 

 

ミスマル・カイト(少年)―――ミスマル家の近くに捨てられていた(?)子供。両親不明。当初、ユリカが7歳の時に発見。その後コウイチロウに引き取られる※木連とは無関係の設定

 

現在の様子

性格・・・はっきりいって悪い。普段は冷静沈着。だがユリカとの会話のときのみペースを崩されるのかそうはいかない

恋愛に関して・・・鈍感、不器用、しかも興味無し、という最悪(か?)

強さ(ヲイ)・・・とりあえず、空手、テコンドー、柔道、剣道、その他いろいろ習っていた。いずれも段を取っていたり、取れる。もしくはそれ以上の腕前を持つ

 

 

 

                                                      

 

あとがき♪

 

 

hoshi「わ〜い終わった♪」

カイト(少年)「てか、なんでこんなの書いてんだ!?スターオブメモリーはどうした?しかもまた短い」

hoshi「おお!?少年カイト。時間稼ぎだこれは(ヲイ)」

カイト(少年)「仕事が増えるだけだ・・・・」

hoshi「ずいぶん冷たいな・・・何故だ?」

カイト(少年)「貴様がそう書いているだけだろう、バカめ」

hoshi「そうだった・・・・・性格はリ○ンを元にしてんだった・・・」

カイト(少年)「しかも、孤児はア○シアか?」

hoshi「・・・・・・何故ソノコトを・・・・」

カイト(少年)「まぁいい、では僕は帰る。じゃあなパクリ魔王のヘボ作者」

hoshi「パクリ・・・ヘボ・・・事実だが。まぁとにかくみなさん、次回に(も?)期待してください。

あとスターオブメモリーの方を優先させるつもりですそれでは・・・・さよなら★」

 

 

 

 

 

 



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