機動戦艦ナデシコ・妖精達の行進曲




プロローグ
火星にあるさびれた町の裏通り。
そこに二つの影があった。
一つは頭に銃で穴を空けられた老紳士。
もう一つは返り血をあびた少年。
人を殺したとゆうのに少年は、顔色一つ変わらない。
なぜなら少年は、何の感情も持たない殺人兵器だからだ。

少年は火星にある研究所で生まれた。
そこで少年は、名前もなく、ひたすら殺しをおぼえた。
人を殺すこと、それが少年の存在理由だった。

少年が9才になるころ一つの岐路が訪れた。
少年は、暗殺を命令されていた。
ミスマル・コウイチロウという人物の暗殺だった。
少年が暗殺のため、コウイチロウの前に立った時、
コウイチロウの横に少女がいた。
コウイチロウは、その少女を守ろうとした。
少年には、その行動の意味がわからなかった。
なぜなら今までの相手は、自分のことを守りはするが、
他人を守ろうとはしなかった。
そのためコウイチロウが何をしたいのか、わからなかった。
そこにスキが出来た。
コウイチロウの攻撃がはいり、少年は気絶した。

少年は捕まり、ある軍の施設あずけられた。
そこで少年はさまざまなことを尋問された。
誰にたのまれたんか、他に誰を暗殺したのか、などだった。
そんな日々が続いたある日、少年が施設を出ることになった。
少年のことを聞いた、コウイチロウがかわいそうに思い、
少年を引き取ったのだ。
名前もカイトとついた。
最初のうちは、全くなじめなかったが、
ユリカとの出会いでそれが変わった。
彼女の優しさに触れ、カイトに感情を作られていった。
しかし、それと同時に彼は罪悪感にとらわれた。
自分はこれまでたくさんの人々を不幸にして来たという思いが、
本当に自分は生きていてもよいのかという考えになったのだ。
彼は何度も自殺を考えたが、
家族の存在がそれをとめた。
家族が彼の存在理由になっていた。

カイトが11才の時、ナデシコの話を聞いた。
それは、カイトに一つの考えを呼び起こした。
「初めて誰かの役に立てるかもしれない」
カイトは、ナデシコに乗ることを決意した。
そして、この決意が彼の人生を大きく変える、
冒険の第一歩であった。

あとがき
どーも、hatu男です。初ssなんとか書けました。これはもともとBBSにもとネタを書いたのですが、そこで自分で書いた方がいいよと言われて書いてみました。その時に応援してくださった皆さん、ありがとうございました。そして送信の方法を教えてくださったシックルさんにRinさんありがとうございました。そして、このssを読んでくださった方、どうもありがとうございました。
それでは、また次回さようならー。



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