機動戦艦ナデシコ

〜時間に抗いし者〜








第二話  火星への旅立ち《後編》




「はい、ルリちゃん。オレンジジュースで良かったかな?」

そう言ってカイトさんは食堂のイスに座っている私にジュースを手渡してくれた。

カイトさんのもう一つの手にも同じ様にコップが握られています。

「はい、どうもありがとうございます。

・・・あのさっきはどうもありがとうございました。・・・ケガ、大丈夫ですか?」

「ああ、これ?」

カイトさんはまだ赤くなったままの頬を触ると優しく微笑んだ。

「これぐらいなんでもないよ。(ルリちゃんが傷つく事を考えればね。)

それよりルリちゃんは大丈夫だった?どこもケガしてない? 」

今度は不安そうな顔になると私の身を案じてくれた。

「私はなんともありません。・・・それより・・どうして助けてくれたんですか?

あの軍人さんの言うように、私は造られた人形・・・マシンチャイルドです。

なのにどうして庇ったり、親切にしたりしてアイタッ!

・・・・一体何するんですか!」

カイトさん、私が話してる最中にデコピンしてきました。

あんまり痛くは無かったんですけど、人が真剣に話しているのに失礼です。

そう思ってカイトさんを見たら・・・カイトさん怒ってました。

私が何かまずい事を言ったのかな?と考えると今度は悲しそうな顔になりました。

「ルリちゃん、自分の事をそんな風に言っちゃいけないよ。

マシンチャイルドっていうのはさ、後からつけられた呼称じゃないか

そんな本人の許可も無しに後から勝手につけられた呼び方なんて気にする事無いよ

ルリちゃんにはホシノルリっていうちゃんとした名前があるんだしさ

僕のケガの事を心配してくれたのも

デコピンした事で少し怒ったのもルリちゃんが普通の人間だからだよ。

・・・だから人形なんて悲しい事言わないでよ・・ね」

こう言ってくれた時のカイトさんの眼は真剣そのものでした。

(なんだろう、この人・・・今まで会ってきた人達と違う・・・

でもなんで?・・・なんでこんなに優しくしてくれるの?)

「・・・あの・・」

「ヤッホー、ルリちゃん、カイトくん!お隣いいかしら?」

「おじゃましま〜す♪」


そんな時、同じブリッジ要員のミナトさんとメグミさんが私たちの所にやってきました。

私としてはカイトさんに色々聞きたいことがあったんですが、お二人を無下に断る事も出来ず

なし崩し的に同席する事になりました。

「カイトくん、さっきは凄かったねぇ〜、ルリちゃん庇って。エライ!さすがは男の子!!」

「そうそう格好良かったよ〜、おねぇさん感動しちゃった♪

でもあのキノコな軍人さん酷いですよねぇ、こんなにちっちゃい子にまで暴力なんて!」

「そうよ!!例えどんな事があっても女の子に手をあげるなんて男のすることじゃないわ!

カイトくんを見習ってもらわないとね!」

「まったくもって・・・・・・・」

「やっぱりメグちゃんも・・・・・・・・」

「ミナトさんこそ・・・・・・」





・・・・10分経過・・・・



そんなこんなで私たちは勢いある二人の会話を上の空で聴いている事しか出来ませんでした。

さすがに呆れて辺りの様子を確認するとなんだか暑苦しい声が聞こえてきました。

「なんだなんだミンナ〜?元気がねぇぞ〜!よ〜しオレがとっておきの元気が出るビデオを見せてやるぜぇ〜〜!!」

・・・ほっとこ・・・・

「あっ!そうだ、カイトくん。昨日言ってた拒否権って何なの?詳しく教えてほしいなぁ〜?」

「そうそう私も気になってたの、なんでなんで〜?」

やっと二人のトークタイムが終了したのか、二人でカイトさんに話しかけています。

ところで拒否権って何?

そういえば昨日考え事をしているときにそんな事を聞いたような気もしますが・・・

私は正確に把握していなかったので聞いてみることにしました。

「お二人とも、それ何の話ですか?」

「あれ?ルリちゃん格納庫で聞いてなかったの?

カイトくんってナデシコに乗る時にいくつか約束をしたみたいなのよ。」

「その中にカイトくん本人に対する詮索はご法度だっていう約束もあるんだって〜。」

もはや名コンビともいえる息の良さを見せるミナトさんとメグミさん。

本当にナデシコに乗ってから知り合ったんですか?

でもそんな事より二人の言った内容の方が気になりますね。

私はカイトさんに視線を向けるとミナトさんたちと同じ様に約束について尋ねました。

「それってどういう約束なんですか?」

私たち三人に聞かれてカイトさんも仕方ないといった感じで答え始めてくれました。

「ふぅ〜、この約束は僕が自分のことを全く話さないという訳ではないんですよ。

ただ、どうしても答える事の出来ない事もあるのでその点を理解して欲しいというだけで。

別に答えられる事ならいくらでも答えますし、あんまり考えないほうがいいかと思いますよ。」

それを聞いた途端、例の二人がスゴイ笑顔になったかと思うと

次の瞬間にはカイトさんに詰め寄っていました。

一瞬で詰め寄られたカイトさんは額からアブラ汗を流していました。

「それじゃあさ、カイトくんって実際のところ、いくつなの?」 ㋱

「え?えぇっと・・・、見た通りの年齢ってことで・・・」 ㋕

「なにそれ!?まぁいっか、それじゃあカイトくんの苗字は? 」 ㋯

「えぇ!?・・・その苗字はありません、ただのカイトです。」 ㋕

「苗字が無い!?なんで?」 ㋱

「えっと、色々ありまして・・・」 ㋕

「秘密ってわけね・・それじゃ・・」 ㋯

「どうしたみんなぁ〜、このままでいいのかぁ〜!

軍部の陰謀、そして残された子供達。

なんとかこの状況を打破しようとは思わねぇのか〜!!」


ミナトさんの質問を遮る形で大きな声が聞こえてきました。

その声のしたほうを見ると、その声に反応してか、

昨日エステバリスに乗ったコックさん、テンカワさんでしたっけ?

その人が中華なべを持って入り口に近づいていって、ドアが開くと同時に



ガツン



見張りの軍人さんを倒しちゃいました。あっ、何か話し出しましたね。

「オレ、ロボットで脱出して艦長連れ戻してくる。オレ火星を助けたい。

例え世界中が戦争しか考えてなくても、それでも・・・もっと他に何か出来る事、

皆それを探してここに来たんじゃないの・・か?・・えぇ?」

突然艦内が揺れに襲われました。

今の状況でこうなるという事はおそらく敵が来たんでしょうね。

さてどうしたもんかと考えていると後ろからカイトさんの声が聞こえました。

「ルリちゃん、ちょっとゴメンね。」

「え?キャッ!?」

声がしたと思ったら次の瞬間には私はカイトさんに抱きかかえられていました。

とっさの事でなにがなにやら分からない私を抱いて、

ドア近くに集まっている皆さんの所へ来ると、話し始めました。

「ゴートさんはアキトさんたちと格納庫へ行ってください。

おそらくチューリップがいると思うのでアキトさんはエステで時間を稼いでください、

ブリッジには僕がルリちゃんを連れて先に行きます。

ミナトさんとメグミさんは後からついて来て下さい

その後、僕も出撃しますのでウリバタケさんは準備よろしくお願いします。」

「お前一人で大丈夫なのか?」

「平気です、むしろ一人の方がやりやすいですから。」

そう言って走り去ろうとしたカイトさんを整備主任のウリバタケさんが呼び止めました。

「オイ、カイト!お前の機体はまだバラバラのままだぞ!」

それを聞いてカイトさんの足がピタリと、えぇ、それはもうピタリと止まりました。

数瞬考え込んだ後、カイトさんは

「それじゃ、空戦フレームを一機用意しておいて下さい。(涙)」

涙ながらにそう言うと、カイトさんは今度は足を止めずまっすぐにブリッジに向かいました。

私は降ろしてもらおうとカイトさんに言おうと思ったのですが・・・

カイトさんの足の速さを理解して言うのを止めました。

カイトさん、とてつもなく速いんです。

一応少女とはいえ、人一人を抱えているはずなのに、

それでも普通の人が走るのとは比較にならない程の速度で走っています。



そんなわけであっという間にブリッジの前まで来てしまいました。

そこでカイトさんは私を降ろしてくれました。

かなり恥ずかしかった私は自分でも分かるほど顔を赤く染めて俯いてしまいました。

「ここでちょっと待っててね、すぐ戻ってくるから。」

「えっ?」

またも唐突にそう言うとカイトさんはブリッジのドアを開け中に入っていきました。







そしてカイトさんが中に入ってから1分ほどしてブリッジのドアが再び開き

中からカイトさんが入って来るように言いました。

言われた通り中に入ると、ドアの傍に二人、中央に三人

そして艦長席の近くにキノコな人が倒れていました。

そういえば先程まで持っていなかった刀もいつの間にか左手に握られています。

それにしても・・・これだけの数を一人で、しかも1分もかからずに倒したんですか?

驚く私を尻目にカイトさんは倒した軍人さん達を縛り上げていきました。

「よし、これでブリッジは大丈夫。ルリちゃん、現状確認と索敵お願い。

それとディストーションフィールドの出力を最大に、グラビティブラストの準備もね。

さて、ゴートさん達の方はどうかな?」

カイトさんは手際良く私に指示を出すとコミュニケを使いゴートさんと交信し始めました。

なんだか本物の艦長より艦長っぽいんですけど・・・・

「こちらカイト、ブリッジの奪還完了、そっちはどうですか?」

「なに!もう終わったのか?こちらはまだこれから格納庫に突入する所だぞ?」

ゴートさんの驚きも最もです。

普通に考えて食堂から格納庫に向かう方がブリッジに向かうより距離は短いのに

向こうの到着前に、こっちは既に奪還が完了しているんですから・・・・

「分かりました、それでは少ししたら僕もそちらに向かいます。

エステの準備は忘れずにしておいて下さいね。」

それだけ言うとカイトさんはコミュニケの通信を切りました。

私は早速オペレーターシートに座るとIFSを輝かせ、まずはフィールドを強化すると

ナデシコの周囲の状況を把握していきました。

ちょうどその時、チューリップが護衛艦のクロッカスとパンジーを呑み込んだ所でした。

そしてチューリップはゆっくりと、しかし確実にナデシコのほうに向き直ろうとしてます。

「カイトさん、敵チューリップ、ナデシコを標的にしたようです。どうしますか?」

それとほとんど同時にブリッジにゴートさんの通信が入りました。

『ブリッジ!こちら格納庫の奪還を完了した。

これからテンカワが出撃するのでハッチを空けてくれ!』


「了解、ルリちゃんハッチを空けて重力カタパルトの準備、フィールド解除も忘れずにね。

それともうすぐ艦長が帰って来るはずだからそれまでは現状維持を最優先

どうしても危ない時はグラビティブラストを使用してね。っと来たか。」

カイトさんがしゃべり終わった後に、ブリッジのドアが開いてミナトさんとメグミさん、

それに何故かホウメイさんも入ってきました。

それはともかくなんでミナトさんは何で頭にナベをかぶってるんですか?

「良し、皆さんそれじゃ後は任せます。僕は格納庫に向かいますんで。」

そしてカイトさんは出て行ってしまいました。

(私が一人にならないようにしてくれてたのかな?まさかね。)

「テンカワさん、発進してください。作戦内容は敵の注意をひき付ける事です。」




『行きまぁ〜〜す!!』




元気の良い声と共に重力カタパルトによって射出されたテンカワさんの空戦フレームは一直線にチューリップを目指していきました。

テンカワさんはチューリップの触手攻撃をかわしつつも

本体に向けてライフルを当てているんですが・・・・

いかんせん大きさが違いすぎます。とても効果があるようには見えません。

アキト!また私のために囮になってくれているのね!分かったわ。

ユリカはこの隙にナデシコに乗り込みます。」

あっ、カイトさんの言った通り、艦長が帰ってきたみたいです。フィールド解除っと。

『バ、バカ!オレは別にお前の為じゃなくて、その火星の皆の為にだな・・・

っと、あぶねぇ!!

テンカワさん、危うく触手の直撃を受けるところでした。

戦闘中は戦闘に集中したほうが良いと思うんですけどね。

「あらあら、元気よねぇ。まるでハエみたい♪」

「あっ、ミナトさんもそう思います?」

二人とも結構シビアなこと言いますね、

まぁ、昨日のカイトさんの動きを見たらそう思っても仕方ないんですけどね。

そうこうしている内に背後のブリッジのドアが開いて

艦長と少し疲れた様子のプロスさんが入ってきました。

「たっだいまぁ〜〜!!」

帰ってくるなり、再びのVサイン・・・やっぱりカイトさんの方が艦長っぽいです。

「グラビティブラストのチャージは済んでますか?」

「はい、先程より準備完了しています。後は艦長命令を待つだけです。」

後はグラビティブラストでチューリップを撃破するだけですから・・あれ?

「それでは早速全速前・・」

「チューリップより敵増援の出撃を確認、数はバッタが200機程です」

「へっ?」

「テンカワ機が孤立しています、艦長!!」

メグミさんの悲痛な声、いきなりの敵の増援に戸惑っているようです。

『ちくしょ〜、いきなり出て来やがって!クソッ、クソッ!』

アキト!!援護のエステバリスを出して下さい!!」

『カイト、出撃します!僕が敵をある程度引き付けますので

ナデシコは纏まった敵とチューリップをグラビティブラストで殲滅してください!』

『は〜な〜せ〜!オレを出撃させろ〜!』

『だぁ〜、うるせぇ〜!カイトの機体を優先したからお前のはまだ陸戦フレームなんだよ!

それに折れた脚じゃ出てもどうせ足手まといだ!おとなしくしてろ!』

『クッソ〜、ヒーローの見せ場が〜。格好良く味方を助けるシーンなのに〜(涙)』

さっきまではやや優勢だった戦況が一気に大ピンチ。

とくにテンカワさんのエステバリスが今やタコ殴り状態です。

ナデシコのグラビティブラストだとエステバリスごと吹き飛ばしてしまうし

ここはやはりカイトさんに任せるしかないようです。

『どけぇぇ〜〜〜!!』

カイトさんのエステバリスは昨日やっていたように、

フィールドを纏った体当たりで確実に敵を葬りつつテンカワさんの所まで到達しました。

『アキトさん、大丈夫ですか?まだ動けますか?』

『あぁ、なんとか・・まだやれる!』

『分かりました、それじゃナデシコまで退避してください。突破口は僕が開きますから。』

『おい、それじゃお前はどうするんだよ!?俺はまだ戦える!』

『アールナイトならともかく、この機体じゃ今のアキトさんを守りながら戦う自信がありません。

僕一人ならこれぐらいは余裕です。だから戻ってください。』

『なっ!足手まといだって言うのか!?

冗談じゃない、俺はもう逃げるのは止めたんだ!

火星に残された皆を助けに行くために!』


自惚れないで下さい!今のあなたに何が出来るんですか!

ここに残ってもせいぜい20機も落として終わりです。

なんでもやれば出来る、願えば叶うわけじゃないんだ!

なら自分に出来る精一杯の事をするのが当然でしょう!

今のあなたに出来る事はナデシコに戻って自分と機体、そしてナデシコの皆を守る事です。

そんな事も分からないんじゃ火星になんて絶対に行けません!!

一度失ったものは・・・・もう・・・戻らないんですから・・・・』

カイトさんの言葉にはとても少年のものとは思えない迫力と説得力がありました。

怒るように、諭すように、そして最後の言葉は私にも分かるように深い悲しみを込めて・・・

「・・・・カイトくん、何かツライ経験をしてきたみたいね・・・・」

「まだ15歳ぐらいなのに・・・かわいそう・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・」

私は何も言えませんでした。昨日、悲しい涙を流すカイトさんを見ていたから・・・・

『・・・分かったよ・・・けどカイトも無茶はするなよ!それと・・・ゴメン。』

『いえ、アキトさんなら分かってくれると思ってましたから。偉そうな事を言ってスミマセン。

じゃあ援護しますからなるべく海面近くを飛んで戻って下さいね。』

『あぁ、後は任せる。』



それだけ言ってテンカワさんのエステはナデシコに帰ってきました。

途中そこを狙ったバッタ10機ほどが後を追いましたが

背後からのカイトさんのライフルによるピンポイント射撃により全て破壊されました。

その為カイトさんは150機程のバッタたち+チューリップの中に取り残されてしまいました。

けれど・・・・

「カイトくんってやっぱりスゴイんだね〜。」

「同じ機体なのにこんなに違うのか?」

「ロボットの性能だけじゃあなかったんだ〜。」

「いやはや、まさに雇った甲斐がありますなぁ〜。」

カイトさんは群がるバッタ達と、チューリップの触手を危なげない操縦で交わし

時に射撃で、時に格闘で徐々にバッタ達を撃ち落していきました。

そしてバッタの数が100を切った頃、ナデシコに通信が入りました。

『今からカウント10でグラビティブラストをフルパワーでお願いします!』

カイトさんの通信で状況を確認すると、

ナデシコ、残りのバッタ、チューリップがちょうど一直線上になっていました。

(あれだけの敵に囲まれてここまで見事な囮が出来るなんて・・・

・・・カイトさん・・・あなたは一体何者なんですか?)

「分かりました、ルリちゃんカウントお願いね。」

「はい、カウント開始します。10、9、8、7、6、5、4、3・・」

カイトさんはカウント3の後にライフルを辺り一面に乱射、

その後急速上昇しました。

それを確認しつつ、私も残りのカウントを唱えます。

「2、1、グラビティブラスト発射。」

ナデシコから発射されたグラビティブラストはバッタの群れを掻き消し、

後ろにいたチューリップも消滅させました。



その後、カイトさんのエステバリスを回収、ナデシコはトビウメを振り切り、

火星への進路を取る事になりました。



〜補足〜

戦闘が終わって帰ってきたカイトさんはどこで洩れたのか、もとい何時洩らしたのか

以前何をしていたか?とか、どうやってそんなに強くなったのか?とか、 

ゲキガンガーは好きか?等と質問攻めにあって戦闘時よりも疲れたみたいです。

おかげでまたもや私はカイトさんに質問するタイミングを見失ってしまいました。

ふぅ、本当にバカばっか・・・・

でもこんな事考える私も結構バカなのかな・・・



〜オマケ〜

それとトビウメから帰ってきたのは艦長とプロスさんだけで、

何故か副長のアオイさんは帰ってきませんでした。

副長って結構重要なポジションだと思うんだけど良いのかな?


















  こんにちは、EXEです。

書き手にとって感想って本当に力になるんですね〜、自分で体験して初めてその大切さが身に染みました(笑)

今度からは積極的に感想を書いていこうと考え始めた今日この頃です

さて、今回キノコさん暴走してますが・・・

まぁ銃を躊躇い無く撃つ人ならこれくらいはカッとなったらやるかな〜

っていうか私の手が勝手に動いて書いてました

SS書いてるとそんな事がタマにあるから面白いです(取り憑かれてる?)

まぁとりあえず後書き書くのは苦手なのでここらで設定の方に♪






今回はカイトがナデシコ乗艦の際にプロスと約束したいくつかの約束

その内のいくつかをご説明を♪

まず一つ目・・カイトは自分の事、そしてアールナイトの事を聞かれた場合、例えそれが艦長命令でも拒否する事が出来る

そしてしつこく聞いてくる人にはカイトの報告次第でネルガルからペナルティーがかせられる(減給等)

二つ目・・艦内でカイトが必要と判断したときの服装の自由及び帯刀許可

三つ目・・カイトには一人部屋かつ適度な広さを持った部屋を与える事

この三つ目の約束によりカイトは偶然ルリの隣の部屋になってたりする

(条件を満たす部屋がユリカ、ミナト、ルリの三人の隣の部屋しかなかった為
プロス自身が恋愛云々も含め一番問題が起こらないだろうルリの隣の部屋に決定した)

とまぁ今明かせるのはこれくらいです

また今後も少しづつ明かしていくのでお楽しみに♪

それでは、呼んで下さってありがとうございます。

今後もよろしくお願いします


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