機動戦艦ナデシコ

〜時間に抗いし者〜








第一話    来訪者再び・・・  《後編》








ここはプロスの部屋の前、10分ほど前に入っていった二人がちょうど出てくるところだった。

「それでは先程いった条件、よろしくお願いします。」

「えぇ、これ位の事なら何とかOKです。

気にする必要はありませんよ。カイトさんにも都合があるでしょうし。

それではブリッジに向かいましょうか

皆さんカイトさんの事を待っているはずですから。」

そして二人はブリッジに向けて歩き出した。









シュン



ブリッジのドアが開き、ブリッジにいる皆がそこに視線を集中させる。

入って来たのは、プロスさんと先程のウィンドウに映ったときと同じ、白ずくめのカイトである。

「それでは皆さん、お待たせしました。新しいパイロットの紹介を致します。

皆さんご存知の通り、先程ナデシコが危ないところを助けてくださった方です。

では、どうぞ。」

プロスに促されて1歩前に踏みだしたカイトが自己紹介を始める。

「初めまして、ナデシコでお世話になることになりましたカイトです。

皆さん、これからよろしくお願いします。」

パチパチパチパチ

辺りから拍手が起こる。

その後、ブリッジクルーの面々が思い思いの自己紹介をしていく。

「さっきはどうもありがとう、あなたのお陰でアキトが無事に帰ってきてくれました。本当に感謝しています。

なにか困った事があったら私に言って下さいね、私は艦長なんですから。ブイッ」

呆れるミンナと対照的に得意満面なユリカ・・・

「ユリカ〜、お願いだからもう少し艦長らしく振舞ってよ〜(T−T)

っと、僕はこのナデシコの副長を勤めるアオイジュンといいます。

こちらこそよろしくお願いします。」

ユリカの艦長らしくない発言に涙を流しつつも、ジュンもあいさつを済ませる。

「俺はテンカワアキト、俺もさっきナデシコに乗ることになったばかりなんだ。

さっきは助けてくれてありがとう、あの時はロボットに乗ってたけど本当はコックなんだ。

よろしくな!」

ユリカの脇にいたアキトが握手と共に自己紹介をする。

(アキトさん、ユリカさん、もうあんな目には絶対あわせませんから・・・・)

「私はナデシコ保安部のゴートだ、よろしく。

そしてこちらに居るのがフクベ提督とその連れの人たちだ。」

「わたしがフクベだ、よろしくな、お若いの。先程の戦闘は見事じゃったぞ。」

「ちょっと連れって何よ、ったく、私はムネタケよ、きちんと私に・・ってちょっと聞きなさいよ。」

なんか喚いてるのがいるが放っておこう。

「私は操舵士のハルカミナトよ、よろしくね、カイトくん♪」

ミナトが軽いウインクを交えての紹介をする。

「私は通信士のメグミレイナードです。ところでカイトくんっていくつなんですか?」

メグミの質問、しかしカイトはまだ自分の姿を確認していない、迷った挙句

「え、え〜〜と・・・何歳に見えますか?」

であった。

「うぅ〜〜ん、18歳くらいかなぁ〜、目が見えないから良く分からないけど・・・」

そこでカイトは自分がバイザーを付けていた事を思い出した。

「それじゃあ、これならどうですか?」

そう言って、バイザーを外すカイト、その場の皆はその光景に眼を奪われる。

「ほぇ〜、カイトくんも金色の目をしてるんだ〜・・・・」

ユリカの何気ない呟き、それはルリにもしっかり聞こえていた。

先程まで特に興味無しと、後ろのほうで控えていたルリだが

それを聞いてカイトの顔の見える位置まで来る。

(確かに私とおんなじ金色の瞳、この人もマシンチャイルド?)

そこにメグミが先程の年齢当ての続きを行う。

「15歳くらいでしょ!素顔の方がカッコいいよ、カイトくんは♪」

「はぁ、どうも・・・」

気恥ずかしそうに頭を掻くカイト、そしてそこでルリと眼が合う。

しばし、見詰め合う金色の瞳、

(ルリちゃん、また会えた・・・ルリちゃん)

カイトは失くしてずっと探していた宝物を見つけたような、そんな眼をしていた。

そしてカイトが口を開こうとしたその時、オモイカネから報告が入る。

『艦内に異常エネルギー探知』

そのウィンドウを見て、ルリはオペレーター席に戻り、急いで原因を究明する。

「確認しました、異常エネルギーの発生源は格納庫ですね。」

そのルリの報告を聞いて、やや顔が青ざめたカイトは再びバイザーを付け、急いで格納庫に向かった。

(ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ、絶対ウリバタケさんが何かやったんだ。

ちゃんと説明したのに・・・・・・とにかく急がないと・・・)


そしてカイトはとんでもない速度で格納庫に向かった。






格納庫に着いたカイトを待っていたのは

スミで固まる整備班の面々

フィールドを張って何も寄せ付けようとしないアールナイト

そして、そのアールナイトの前で呆然と立っているウリバタケの姿だった。

「ウリバタケさん!!」

声のしたほうを振り返るウリバタケ、額には大量の汗をかいている。

「カイト、スマン。これどうにかならないか!?」

焦るウリバタケ、まさかここまでの反応があるとは思ってなかったようだ。

「とりあえず離れてください。」

カイトの剣幕に押され、アールナイトの前から退避するウリバタケ。

それを確認したカイトは走る速度を落とさず、思いっきりフィールドに体当たりした。

・・・が、そんなことでは到底破れるような代物ではなく、カイトは逆に数メートル吹き飛ばされた。

「クソッ、これぐらいじゃぜんぜんダメか、やっぱりこれに頼るしかないな。

しかしまさか乗艦一日目に使うとは思わなかったなぁ〜(涙)」

そしてカイトは右手に持っていた刀を左腰に構え、フィールドの1メートル程前に立ち

居合いの構えを取ると意識を集中させ始めた。

ウリバタケが何か言っているが、既に自分の世界に入っていてカイトの耳には全く届いていないようだ。

(僕が使う事で示す大きな力といえばあれしかないよな・・・・・)

そしてカイトはこれから行う一瞬のために呼吸を整える。





しばしの静寂、オモイカネの報告から時間にして5分程が経過した

辺りにはウリバタケを始めとする整備班が固唾を飲んで見守り

いつの間にか集まったブリッジクルーやアキトもカイトの雰囲気にあてられ静かに佇むだけである。

一人うるさいのもいるが、説明の必要は無いだろう。



さらにしばしの沈黙、カイトはまだ動かない



『エネルギー増大、危険!!』




そしてまたもやオモイカネのウィンドウが、先程より大きく、切羽詰った感じで現れる。


それと同時にカイトは動いた。


(シンクロ!!)


居合い切りの一瞬、カイトの右手と刀が淡い光を放つ。

そしてフィールドを一時的に断ち切り、その直後にはカイトはフィールド内に入っていた。

だがウイングの防衛機能はそれだけではなかった。

「対人レーザー!?クッ!!」

ウイングの付け根に付いた4門の対人レーザーがカイトを目掛けて発射される。

カイトはとっさに刀を正面に出して身をかわした。

二つのレーザーがカイトの先程までいた場所を、一つが刀に当たりはね返り、もう一つがカイトの顔を掠めていった。

すかさず第2射に移ろうとしていたが、ウイングに触れてまたもや一瞬輝いたカイトによって、アールナイトはフィールドを解除し、高エネルギー反応も鎮まった。



カイトが動いてから、ここまでの所要時間はわずかに4秒、

ほとんどの人が何が起こったのか分からないといった感じである

シ〜〜ンと静まりかえる格納庫、その空気は目の前の偉業を行った者によって崩される

「ウ・リ・バ・タ・ケ・さん(怒)」

カイトの迫力満点の声、その的のウリバタケはダラダラと冷や汗を流していた。

「い、い、い、いや、だから、これは、その・・・な・・・」

ゆっくりと近づいてくるカイトにウリバタケは言葉もろくに出ない。

さっき、使用した日本刀がカイトの左手にいまだ握られているせいで、彼の恐怖心は倍増である。

「さっき説明したじゃないですか、分解や解析は自爆するからダメだって!!

もう少しでナデシコが吹っ飛んでるところですよ!!」


その言葉を聞いた他の皆はいまさらながらに恐怖する。

「ほんの少しのつもりだったんだ、それにそこまでの威力もあるとは思わなかったし・・・・」

「本当にお願いしますよ。今回はたまたま僕がブリッジにいたからすぐにルリちゃんが報告してくれて、

運良く刀を携帯していたから事なきを得ましたけど・・・

今度もうまく解除できるとは限らないんですからね

分かりましたか!!



「・・・・・すまねぇ・・・・」

本当に申し訳なさそうに謝るウリバタケ。

ウリバタケがきちんと謝った事でカイトも納得したのか、カイトの表情も緩む。

それを見たプロスがここぞとばかりに話しかける。

「いやぁ〜、すごい身のこなしですな、それはともかく・・・・

これはいったいどういうことですかな?納得のいく説明をしてほしいのですが?」

そのプロスの後ろにはブンブンと首を縦に振る皆の姿も見える。

そんな中、一人カイトの先程の言葉に考えをうばわれる少女がいた。

(私はまだカイトさんに自己紹介をしていない。)

「じつはアールナイトには機密部分を弄ろうとすると自爆するプログラムが入っているんです。

あぁ、でもそれさえしなければ問題はありませんから、心配は要りませんよ。」

そんな説明では普通誰もが心配するものだが、ここナデシコの皆はそんな事は気にしない。

「じゃあ、もう大丈夫なわけね?」

ナデシコの数少ない良心、ミナトがカイトに再度確認を取る。

ユリカなどは艦長の身であるにもかかわらず、もう既にアキトのほうに意識がいっている。

こんなとき、普通に反応するのは、ジュン、プロス、ゴート、そしてルリぐらいなのだが、

ジュンはすでにユリカを目で追っている。

プロスは先程のカイトとの約束があるし、カイトがこんなことでウソをつくような人物でないと考えているため特に心配していない。

ゴートもプロスが何も言わない事から、心配はあっても特に危険視はしていない。

肝心のルリは・・・

(何故カイトさんは私の名前を知っているんだろう・・・

もしかしてカイトさんは私の記憶の事も知っているのかもしれない・・・・)


といった感じである。

こうなると最早文句をつける人は「ちょっと待ちなさいよ!!そんな危険なもの、このナデシコには置いておけないわよ!!

そういやまだいたっけか・・・・

「いきなり自爆するような機動兵器なんて置いとけるわけ無いでしょ!!大体これどこで造ったのよ!!

それにあんたは何者なのよ!!キチンと答えてもらうわよ!! 」

ムネタケが至って普通の真面目な質問をカイトにかける。

周りの視線も自然にカイトに集まるのだが、当のカイトはプロスを一目見るとムネタケに向き直り

「失礼ですが、お断りします。」

キッパリ断った。

「な、な、な、なぁんです「まぁまぁ落ち着いて下さい。」
何よ!!

ムネタケが説明のために間に入ったプロスにも怒鳴り散らす。

けれどプロスはそんな怒鳴り声もどこ吹く風で、説明を始める

「実はカイトさんにはいくつかの条件の下、このナデシコに乗艦していただいているんです

その中にカイトさん本人とカイトさんの機動兵器について詮索された場合、

いかなる相手にでも拒否権を行使することが出来るというものがあるのです。

たとえ艦長命令だろうとそれは変わりません。」

「な、なによ、それ!!だったらこんな得体の知れないやつ、乗せなきゃいいでしょ!!」

「お言葉ですが、あなたにそれを決める権利はございません。彼はネルガルと契約したのです。

彼ほど優秀なパイロットは探してもそうは見つかりませんからねぇ。

それより貴方たちの方がはるかに不要なんですがねぇ、呼んだのはフクベ提督だけですのに・・・・」

メガネを片手であげながら、余裕のプロス、オカマキノコは奇声をあげてご乱心。







プロスVSキノコの対決が行われている最中、カイトは自己紹介のためルリの所に来ていた

先程無意識のうちにルリの名前を口にしていた事にも気付かずに・・・・・

「さっきはありがとう、お陰ですぐに対処できたよ。僕はカイト、パイロットです。よろしく♪

君の名前はなんていうの?(ルリちゃん)」

考え事の最中に、突然本人に話しかけられてほんの少し驚いたルリは、

このカイトの問いに疑念を抱きつつも一応型どうりの自己紹介を済ませる。

「・・・ホシノルリ、オペレーター、11歳です。」

(この人、私の名前を知ってるのに・・・・なんで隠すんだろう・・・)

まだ表情の著しく乏しいルリのほんの些細な変化、しかしカイトは一度目で、ルリと恋人であった男。

その変化にすぐに気付く。

(なんだ?ルリちゃんの様子が少し変だな、やっぱり自爆騒ぎで警戒されてるのかな?)

が、さっぱり的外れな答えに行きつく・・・

「そっか、ルリちゃんっていうんだ。よろしくね、ルリちゃん♪」

「・・・はぁ」

なんだかんだで想い人と再会できて陽気なカイトと、それと対照的に曖昧な返事を返すルリだった。




そこでキノコを言い負かしたプロスに声をかけられる。

「あぁ、カイトさん、もうお疲れでしょうし、お部屋へ戻られたらどうですか?」

カイトがプロスの顔を見ると、目で(早く、早く)という合図を送られる。

奥を見ると、言い負かされたとはいえ、いまだうるさいキノコがカイトを睨んでいる。

状況を察したカイトは早速部屋の事を聞くと、

「ルリさんの隣の部屋です。」

と言い残し、再びプロスはキノコの元へ歩いていった。












今カイトは居住区の廊下をルリの後ろに付いていくかたちで歩いている。

あの後、カイトがルリに案内を頼んだところ、

『はぁ・・別にかまいませんが・・・』

のセリフで、お隣であるルリに部屋まで連れて行ってもらっているのだ。

格納庫からカイトの部屋までおよそ5分、その間カイトは1,2度ルリに話しかけたのだが

帰ってくる返事はそっけなく、会話としては成立していなかった。

カイトはこの事でとても寂しい思いをしたが、ナデシコに乗った当初のことを

ルリ本人の口から聞いたこともあったので、今はまだ仕方ないと感じていた。





そして二人は目的地のカイトの部屋の前に到着した。

カイトはルリに再度お礼を言って部屋に入ろうとしたのだが、そこをルリに呼び止められた。

「あの、実はカイトさんに聞きたいことがあるんですが・・・・」

ルリが無表情にたずねるが、その瞳には真剣な思いが宿っている。

「何かな、ルリちゃん。」

当然、それに気付いたカイトは笑顔で答えた。

一拍置いてルリが口を開く。

「どうして格納庫で私に名前を聞いたんですか?カイトさんは知ってるのに・・・」

ルリの疑問は自分の名前を知ってるのなら何故それを隠すのか?というものだった。

だがカイトはルリからこのことを聞いて違う答えに行き着いた。

「!!もしかしてルリちゃんも戻ってきたの!?」

カイトにしてみればなんとも迂闊な質問だ。だがその時のカイトは冷静な判断力などなく、

ルリも戻ってきたのかどうか、それだけしか考えられなかった。



「?何のことですか?私が名前を言う前にカイトさんが私の名前を口にしたからその事をいってるんですけど・・・」

しかしカイトの一抹の期待はルリ本人によって否定される。

カイトの表情はしまった! という顔になり次いでなんとも悲しい顔になった。


(ちがった!・・・・・そうだよな・・・僕を好きになってくれたルリちゃんは僕が消してしまったんだ。

ここに居るのは確かに同じルリちゃんだけど、

僕の知っている・・・そして僕を知っているルリちゃんはやっぱりもういないんだ・・・)




カイトの表情の大きな変化にルリは不思議な感じがしたが、構わず聞き続けた。

「カイトさん・・・もし、私の事を知っているのなら・・教えてください。

私は・・・4歳以前の記憶が無いんです。

だから・・・カイトさんが何か知ってるのなら教えてください。」

ルリの珍しく必死な顔を見てカイトはまたも悩む。



(教えたい・・・ルリちゃんの記憶も、僕がここにいる理由も、僕はキミなしではいられないという事も・・・

そんな事は言えない、必要以上に危険に巻き込むことは無い。

ルリちゃんに触れたい・・・その髪に、肌に、唇に・・・

ダメだ、今のルリちゃんは僕のことを何も知らない。そんな事をしてもルリちゃんが傷つくだけだ。

でも一度目も二度目もルリちゃんは僕を好きになってくれた。今回だってきっとそうさ、大丈夫に決まってる。

そんな事は分からない、何より・・・・ルリちゃんに嫌われたくない・・・)




カイトは俯いて悲しそうな顔をしたまま何も言わなかった。

初めはそんなカイトを黙って見ていたルリだったが、あまりに反応が無いため声をかけた。


「・・・カイトさん?」



 

その言葉が引き金のようにカイトのルリと同じ金色の双眸から一筋の涙が流れる。

カイトは全てを包み込むように優しく、それでいて深い悲しみを込めて微笑み




「・・・ゴメンね・・・ルリちゃん・・・」




そういうと、部屋の中に逃げる様に入っていった。





残されたルリは困惑していた。

自分の事を知っているのかもしれない少年

その人に自分の記憶について話を聞くと

その少年は酷く悲しみ、涙まで流した・・・・

その姿に先程までの明るい雰囲気は無く、見ていて痛々しいほどだった。

(あの人・・・すごく悲しそうな顔をしていた。それに・・・涙・・・

私・・何かいけない事を聞いたんでしょうか・・・)

予想外のカイトの反応に戸惑ったルリは懸命にそんなことを考えていたが、

残念ながらその答えがカイト以外に分かるはずも無かった・・・

(・・・・今日は・・・止めとこう・・・)

いくら考えても分からなかったルリは、しかたなくブリッジに戻っていった。






(・・・涙・・・)


先程のカイトの涙の事が頭から離れなかった。













カイトは自室に帰ってから再び苦悩していた。

(僕は・・・こんな事でルリちゃんを護れるのか!?あんなに取り乱すなんて・・・・

ナデシコは僕の影響で以前より確実に危険な道を歩んでいるんだ。

僕がしっかりしなきゃダメなのに・・・)

カイトはベッドの上で片膝を抱え、30分ほど思考の海におぼれていた。

しかしその後にはしっかりと立ち直り決意を新たにした。

「僕はルリちゃんを護るために戻ってきたんだ

今はそれを最優先に考えていれば良い。


後悔は・・・終わった後にでも出来る・・・」


そしてカイトはその日は眠りについた。










こんにちは、お久しぶり、EXEです(^O^)ノ

まずは作品を読んでいただいてありがとうございます♪

プロローグより1月・・・お待たせしてすみません(TT)

なにぶん遅いもので(笑)

ちなみに前、後編で分けているのはかきやすいからです(笑)

CMのようなものだと思ってください♪

さて、それでは設定の方にいこうかと思います

 


カイト

ご存知、このお話(サイト?)の主人公、未来よりの来訪者

外見の年齢は約15歳、身長は165cm、体重57kg

髪と瞳の色が金色に変わっている以外は少し幼くなっただけ(笑)

 

アールナイト(R−KNIGHT)

遺跡から譲り受けたエステバリスに似た機動兵器

エステバリスよりは若干全体的に大きな造りになっている

その背中には機体よりも大きな翼を背負い、これのせいで重力カタパルトが使えなかったりする

ウイング部分はカイトのシンクロによりさまざまな用途を持つ

しかしカイトの限界を超えると悪影響ももたらす諸刃の剣

現在のカイトなら50%ほどならシンクロ可能と思われる

 


とまぁ、大した事は明かしてませんが、あんまり細かく書くとネタばれになるのでこの辺で(笑)

おいおい話しの中で明かしていきますのでよろしくお願いします

それではみなさん、読んでいただいて本当にありがとうございました

では次回第二話をお楽しみに♪(タイトル未定(笑))




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