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機動戦艦ナデシコ セカンドスト−リ−

無限の時空(とき)の中でみつけた、大切なモノ


上記の作品設定におけるひとつの可能性として用意した物語(=アフタ−スト−リ−)ですので、よろしくご了承願います。

この物語は本編を読んで頂いて、幸いにもご満足していただけた方へ贈らせていただきます。

未だ読んでいないという方は、是非一度本編の方もご覧頂ければ幸いに思います。


最後に 『機動戦艦ナデシコ』 は、ジーベックの作品です。

文章制作 オモイカネ












機動戦艦ナデシコ セカンドスト−リ−

無限の時空(とき)の中でみつけた、大切なモノ



――― 朗らかな日常 ―――











よく晴れた朝





春の日差しが、カ−テンの隙間から漏れている





その暖かい光が … 穏やかな寝息をたてている … 仔犬のような寝顔(笑)に降り注いでいる















…… いつまでも …… いっしょに …… いようね ……















―― トントントンとんっ ――





長い髪を靡かせながら、穏やかな表情でゆっくりと階段を昇って来る





―― かちゃっ … とととっ … すすすすっっ … ――





彼女は、小猫のように気配を消しながら(笑)ベッドに近づくと …





幸せそうな夢を見ている彼の耳元にそっと囁く …




















「… お〜い、やっほ− …」



すやすや



「… 朝ですよ …」



―― ぷにゅ ――



… ふにゅ〜 …



「… 起きて下さい…」



―― ペチペチ ――



… あうぅぅ …



「… 朝ご飯、全部食べちゃいますよ♪ …」



… ぐぐぅ〜 …



(… ふふっ … お腹の虫も正直ですね …)



… すやすや …



(… ほんとうに、幸せそうな寝顔ですね♪ …)





彼のベッドに頬をつけて … いつまでも飽きることなく … 微笑みながらみつめている。











−… ちゅっ …−







おもわず彼の頬に朝の挨拶をしてしまう



するとようやく目を醒ます





真っ赤なトマトが、まるで妖精のような微笑みに気がついた





そして … 白雪の頬を桜色に染めた彼女も … 笑顔で応える





彼女の … 暖かい金色の瞳は … 「… 幸せです …」 と囁いている …










… 仔犬の夢は、今も夢見ているのだろうか? …












夢の中に現れてくれた人が … また … そばにいてくれた










… 彼女と自分 …












…… おなじ想いで … 一緒のモノをみまもっている ……












… 大切な時間 … 大切な場所 …






















… ふたりでようやく見つけた、一番大切なモノ …






















… おはよう … ルリちゃん


… はい … おはようございます … カイトさん♪ …




















これは、ふたりが望む未来の中の …… "朗らかな日常"














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