機動戦艦ナデシコ セカンドスト−リ−

無限の時空(とき)の中でみつけた、大切なモノ




『機動戦艦ナデシコ』 は、ジ−ベックの作品です。


※この "セカンドスト−リ−" は、あくまでも "二次作品" ですので、どうぞよろしくご了承願います。

また 『機動戦艦ナデシコ』 の本編・映画・ゲ−ム・小説 等の "ネタバレ" の内容が含まれている場合も

ありますので、"セカンドスト−リ−" をご覧になる前に是非ともご注意下さい。(作者からのお知らせです)





【 設定 】


【 もしも、記憶喪失のカイトが 『機動戦艦ナデシコ』 出航時から乗艦していたとしたら、どうなるのか? 】



壮大な御都合主義の下、新たに繰り広げられる 『ナデシコ』 世界のもう一つの可能性。

TV版準拠で、ほのぼの? コメディ−? 結構真面目? やっぱり、意味不明調!!

設定・パクリ・問答無用!(←冗談のつもりです。 ごめんなさい)


オリジナルキャラはあくまで、脇役!(→当然、カイトも脇役?(笑))

このように暴走する設定は、やがてシリアスに(マジになって)終息していきます。

後は、この設定が狂わないことを祈るだけ!(笑)


幼いカイトの成長物語。 → いろいろと大切なモノを … 見失いながら … 失くさないで前に進んでいきます。


恋愛対象はユリカからルリへ。(つまり、保護者が変更する)





※うちの世界でのカイトくん像。 → はっきりいって、"お仔様" です。

(=迷仔の仔犬(まいごのこいぬ)


御統・快人(ミスマル・カイト)


御統家の養子でユリカの義弟。

好きなもの:ラ−メン。 チキンライス。 料理する事。 『なぜなにナデシコ』 を観る事。 "飼い主"(笑)

嫌いなもの:ユリカの手料理。(=食べ物でないモノ) 広い暗闇の中に一人でいる事。


備考:記憶喪失の状態で、身元不明の迷仔の少年。

ナデシコ出航のほぼ一年前に、ユリカに拾われる。(笑)

誕生日はその日(9月29日)でなぜか15歳で認定。

… 身長150cmの童顔なのに …

また、すでに "IFS強化体質" であって、後に "A級ジャンパ−" である事が判明する。

御統家の家事見習いの経験あり。 料理・掃除・洗濯とこなせるが、迷仔になりやすい。

ユリカと一緒にネルガルからスカウトされて、パイロットとしての適性を開花する。

経験は浅いものの、不思議と物事をすべて平均以上にそつなくこなせてしまう特技がある。

ついでに、不思議と周りから好かれて保護される能力もある。

最初は、無愛想…なのだが、次第にユリカに影響された性格となっていく。

ただし感情の表現が極端で、戦闘や専門作業などに集中すると、"無表情の機械" となってしまいやすい。

どちらかといえば普段は無口で口ベタ、かと思えば "恥ずかしいセリフ" を素直に口にてしまう変な人物。

おまけに緊張感がない普段の彼は、自分の事には鈍感となってどこかセンスがずれてしまう。

そして、そんな自分を … "囁者" "特殊工作員" "新人類" "気戦士" なのかも … とおもう、天然ボケ少年。

つまり、ただのバカ。(笑)





当然(笑)本作品のヒロインです。

星野(ホシノ)・ルリ

:一応 "TV版準拠" のため、彼女の(憬れ人の)本命は "アキト" です。(…初期カイトはユリカ派ですし…)

彼女にとって、カイトはただの "バカ" …

… でも、なぜか無意識に自分と少し似ているモノをもった人 …

…としての観察対象の一人です。

はたして、その結末はいかに…?





(登場人物設定)



御統(ミスマル)・ユリカ


:昔飼っていた愛犬の名前を、拾った少年につけるほど "かわいい仔犬" として溺愛する。

しかしユリカの王子様の出現によって、カイトはただの "かわいい弟" の存在となった。

カイトとは血が繋がっていないが、彼女の "脳天気"(笑)なところと "勘の良さ"

そして "天然ボケ" という明るい要素をカイトに与えてくれるのである。





テンカワ・アキト


:カイトにとっては恋敵なのだが、アキトにとっては命の恩人であり、後には仲の良い関係となる。

カイトも次第に彼を認めて、ユリカとの仲を祝福するようになる。 …ジュンには悪いけど…

そして、彼の "優しさ(甘さ)" に好感をもつようになってゆく。

コックのアキトと料理好きのカイト。 趣向もあって、二人とも雰囲気が少し似ている?





アオイ・ジュン


:カイトの最初の恋敵。 後に友情が芽生える。 ジュンにとって、カイトは未来の義弟になる予定だった。(笑)

カイトも最初の頃は、ユリカとの仲を応援していたが… ジュンにとってカイトは和み役となる。(癒し系)





ホウメイ


:『ナデシコ』食堂の料理長。 クル−たちの胃袋を満たすだけではなく、精神的な拠り所ともいえる大人の女性。

記憶喪失のカイトにとって、母親ともいえる存在となる。

ホウメイも、幼さのあるカイトのことを最初は心配していたが、素直に成長していく姿を暖かく見守るようになる。

カイトが "迷仔の仔犬" になった時は、優しく諭してあげるなど、カイトの成長に大きな影響を与えてくれる。





ウエムラ・エリ


:ホウメイガ−ルズの一人。 "かわいい仔犬" が好きで、どうやら将来一匹飼いたいと思っているらしい。

アカツキ・ナガレのファン…NO.1…のはず? ですが、物語の方での出演予定はありません。





ウリバタケ・セイヤ


:一部オタ○趣味でカイトと気が合う 『ナデシコ』 の整備班主任。カイト専用機の解析に燃えている。

"悪友のシゲ" から聞いたカイトのことを、良く気にしてくれる。





コクブンジ・シゲル(通称 お祭り大好き!悪ノリの "シゲさん")


:『ネルガル』傘下のアトモ社所属 『カワサキ基地』 の "機動兵器・第二開発課・現場主任"

テストパイロットとして派遣されたカイトの良き理解者の一人で、人情に熱い独身男児。

社内違法極秘プロジェクト "風の旅人" の創設&秘密最高責任者。

人望が厚くて出世欲がなく(笑) 浪花節なメカニックマン(?)。 ウリバタケの悪友。





エリナ・キンジョウ・ウォン


:"風の旅人" の噂を調査する過程で、カイトの経歴を不審に思った彼女は、彼に接触…はできなかった。

『ナデシコ』 に搭乗すると 『ネルガル』 会長からの指示で(詮索の禁止命令が下され)アキトの監視をする。

だが 『Y・ナデシコ』 で遺跡を跳ばした時…カイトが初めてジャンパ−である事がわかり、カイトの監視をする。





アカツキ・ナガレ


:『コスモス』 からやってきた、宇宙をさすらう海賊のような者… と自己紹介する、正体バレバレの伊達男。

そのマスクで 『ナデシコ』 女子クル−多数の支持を受けて、『ネルガル』 で噂となっている "風の旅人" との同一人物説が囁かれている。

そして、彼もその "呼び名" を利用している。 …ナンパのテクのひとつとして…


カイトの事情を知ってはいるが、とある所から弱みを握られているため、詮索はあえてしないようにしている。

そして、カイトの専用機が…彼しか扱えないモノであるのに…しばしば制御不能となる事が解ると、

"ボソンジャンプ" よりも商品としての利用価値がないモノと判断して、カイトをアキトよりも過小評価する。

… 一人の天才を採用するよりも、扱いやすい優秀な人材を選ぶ、経営者の心理 …

カイトは彼が…ユリカを狙ったり、アキトをいじめたり、果ては、??までナンパしたりして…苦手のようだ。

無論、アカツキもカイトを快く思っていないところがあるため、皮肉めいた言葉を口にしてしまう。

善人…ではないが、悪人…にもなりきれない存在。

……それはカイトにとっては、良い意味での "悪友" というべき存在なのかも?










(その他設定)





風の旅人(かぜのたびびと)


:『ネルガル』社内規定違反極秘グル−プの活動。 その暗号コ−ドでもある。 → プロジェクトコ−ド "α"


また、非公認&極秘ファンクラブが、無敵のヒ−ロ−として担ぎ上げた人物その者の呼名でもある。

極秘プロジェクトの内容は、その人物の命を守るための最強の鎧を作る事。 …みんなの趣味まるだしで…

ただし、担ぎ上げられた人物は、自分が "風の旅人" である事を知らない。 …最重要極秘事項である…

『ネルガル』 から発生し、とある 『大財閥』 までその活動は…ダイヤよりも硬い結束の下…支持されている。

その情報の漏洩に関しては、最新型 AI "LEDA" の下、厳重に隠匿されている。 …ブラックボックス化…

この活動は、世間的に非公認・非合法のため、彼に "風の旅人" の正体を明かそうとしたりして、

組織の風紀を乱す者…には闇の実行部隊による問答無用の処罰が下される…が、未だいない。


ついでに、このネ−ミングの由来は "迷仔の仔犬" をなんとなく格好良く言い直してみたモノ…だそうである。

ルリに言わせれば 「ちょっと、ダサイです。」 との事…(笑)





カイト専用機・特殊戦闘(変形)型エステバリス・カスタム "α" ("アルファ") < AWX−α・6 >


:カイトを守る鎧。 カイト専用機。 史上最強の超機動兵器。 進化する機体。 その戦闘形態。

ただし、機体運用の安定性において重大な欠陥が含まれているため、その利用価値は不明である。

"風の旅人" αプロジェクトの下に開発・改造され…突如進化を遂げた…六ヶ月の奇跡なる期待(機体)?

廃棄処分されたエステバリス初号機から改造し、すべて完全融合または完全消滅させて作った試作機。

ただし…作った本人達も悪ノリしすぎて…いつの間にか、"意味不明" な技術の結晶となってしまう。

安全確認のための最終稼動試験はしていない。 …いきあたりばったりである。


『二度目の大暴走』 と 『締め切り時間の都合』 と 『(非人道的な行為は皆無だが)違法行為の証拠隠滅』 のため、

カイトの体内に極秘に仕込んだ発信機(唯一の非人道的な行為)によって 『ナデシコ』 の下へ送られる。

『ナデシコ』 に配備されたのは、『 世間では奇人で有名な大財閥 』 からの手回しによるおかげであるそうだ。

つまり 『なぜかカイトに寄贈された機体』 ということなので、完全に彼の私有物として認められている。

なお 『ネルガル』 がこの機体に関して詮索すると 『会長の秘密』 がバラされるという、どこかからの圧力が

あるため、私有物認可の理由は "ボソンジャンプ" 以上の "超極秘重要機密事項" となっている。


今までのエステバリスとの最大の違いのひとつに、単体での変形システムを採用しているという試みがある。

そのため "フレ−ム換装" というエステバリスの有用な機能が犠牲となってしまっている。

専用装備は二種類のみ。 搭乗者の気力が一定値を超えると、機体の機動性能が上昇するシステムを搭載している。

カイトの通常気力値が 【約 20 】 で、気力の計測上限値は 【 255 】 となっている。

… 参考までに、山田二郎(仮名)さん 【約 70 】 天河明人(仮名)さん 【約 50 】 となっている …

カイトの場合、頭のリミッタ−を解除(プッツン)する事で、初めて機体の潜在能力を引き出す事ができるそうだ。

しかし … 彼の戦闘能力は優秀なので、通常の機体性能でも充分事足りてしまう … との事。

ちなみに 『オモイカネ同系型』 のシステムを無断でこの機体に搭載していることは … 公然の秘密でもある。


設計は…通常のエステバリスと同様の重力波供給システムに、高性能な制御システムを搭載しただけ…だが、

カイトが搭乗するとシステムが起動し … 動力源補給不要となり … 機体から降りるとシステムダウンする。

単体での独立行動が可能だが … 搭載システムの影響で … カイトが搭乗しても、稼動停止する事がある。

いつのまにか自動修復機能があるそうだが … 機体が完全におしゃかになったら … 二度と復元する事は不可能である。

… "人工知能" に収めた … 開発に関わるすべてのデ−タの … 70% がブラックボックスとなったから …



全高:7.25m 重量:1.0 t 主動力:重力波供給システムを搭載したはず?(→ぺ−○シ○・プ○ズマ?)

遠距離主武器: 専用レ−ルカノン ×1 (主動力と連結可。)

近距離主武器: 専用レ−ザ−ブレ−ド ×2 (ウィングライダ−時は "レ−ザ−カノン" となる)

(その他 "オプション" として、各種兵器の装備が可能)


…その他特殊能力&内蔵装備 → 現在のところ、一切不明。 …というか、内蔵装備をした覚えがない。



シゲさん曰く 「コイツは… ○○に刃物のようなモノだから …カイト以外が使ったら人類は滅亡する。」 との事。





ARU(アル)


:"α" に搭載された制御システムの主性格。 搭乗者の運用をサポ−トする、自己進化型人工知能。

IFSリンクした搭乗者とコミュニケ−トができる…コクピット内に固定された部分から発する…音声機能がある。

"搭乗者" の指示と気力を、測定→実行を行う処理(=バイオセンサ−)が主な目的なのだが、

なにかと暴走するもう一つの人格 "LEDA" を抑止することで、次第に苦労性な性格となってゆく。

…理論的思考の下、なかなかユ−モアもある "男性型 AI" となる。(→○ス○−ダ?)

"搭乗者" の気力を測定し、一定値を超えると、機体性能を上昇させる機能がある。(→制限解除機能)

基本は "初期型オモイカネ" と同系のシステムなので、『ナデシコ搭載型オモイカネ』 とのリンクが可能。

ただし、もう一つの人格システムによってしばしば妨害されることがある。





カイト専用機・高速巡航(変形)型エステバリス・カスタム "ウィングライダ−" < AWX−α・7 >


: "α" から変形可能な、高機動&長距離航行機動形態。 その形状はステルス機に類似する。

多種多様な機能を制御する形態でもある。(いつしか時空跳躍機能もあるのだが、普段のカイトは使わない)

機体の上部(=フライング・ボディ)にエステバリスを乗せて、航行する事ができる。

更に、搭乗したエステバリスが重力波供給不要での行動を可能にする機能もある。

"α" 形態時よりもコンパクトサイズのため、通常はこの形態で 『ナデシコ』 に収容している。





LEDA(レダ)


:"ウィングライダ−" 形態限定で任意起動に制限された、情報処理&防衛機能を司る、女性進化型人工知能。

戦闘は "ARU" だけで充分事足りるのだが … お遊びで入れてしまったら … 削除不能となってしまう。

その結果、奇跡の進化を促し "α" の機体性能を、最凶(?)のモノへと昇華させたのであった。

初期の性格設定で … 純粋な大和 『ナデシコ』 … を選択したのが、そもそもの原因である。

カイトの個人デ−タを入力したら、突如システムが暴走してしまったのだ。 → 熱暴走


… どうやら "LEDA" は、カイトに一見惚れ? … カイト様主義 … となってしまったようである …


おかげで、カイトと極一部の開発スタッフ以外は、機体に全く触れないようになってしまう。

この "LEDA" の起動方式に制限を設けたことで、システムの暴走を…なんとか…おさえることができた。


しかし、『カワサキ基地』 で "α" への開発デ−タの転送がすべて終わると同時に … 突如再び大暴走 …

… 無人状態で勝手に発進してしまう … "LEDA" はすべての開発デ−タを奪取して、隠匿してしまう …

"ARU" よりも潜在能力が遥かに高いので、情報処理・操作においては最高レベルの性能を誇る。(=電子の妖魔)

また、桁外れな戦闘能力をもった、この機体の抑止力にもなる。

開発デ−タ&ノウハウすべて管理しているが … 性格の奥ゆかしさによって … ブラックボックスと化す。(笑)

そして … カイトが搭乗したことで … 再び制御不能&暴走する。


… "α" 形態でも自動起動 … 機体の制御不能 … 過剰な防衛本能 … カイト以外に拒否反応 … 他 …



眠れる少女が "ARU" を超えてカイトに会いにいく … すなわち、これが "暴走" の理由である。










※本作品は、

"タイムスケジュ−ル(回想録)" での箇条書きのモノと

"ショ−トスト−リ−(物語)" のモノと二種類の構成となっております。

"ショ−トスト−リ−" の並びが一部、時代順に添わないモノとなっておりますが、

そのまま読んでもらえれるように意図しております。

物語の方での説明不足を、回想録で補うモノとしております。

ただ、回想録の方には、反則的な(都合の良すぎる)表現…と思われる部分がありますが、どうかご容赦願いたいと思います。


年齢制限は全くありませんが、読んでいるうちに虫酸が走るような症状や、拒否反応がでましたら、

ただちに閲覧をやめて、本作品を封印(忘却)してしまうよう、よろしくお願い致します。(笑)





※最後に ………


なにかと表現方法に拙い・くどい・不自然なモノがあるかとは想いますが…

いろいろと私に可能性を考えさせてくれた 『機動戦艦 ナデシコ』 という

素晴らしい作品に関わった人々に対して、感謝の気持ちを贈らせていただきたいと想います。

そして、Rin様へ… 快く掲載の場をお貸しいただけたことを …深く御礼を申し上げます。


……… 飛鳥 しゅん







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