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「これ、僕にくれない?」

 指差されたのは持て余して抱えていたチョコの包みだった。
 きょとんとした私に彼は「まだ分からない?」と苦笑気味に微笑んだ。

「僕ね、今年も他にチョコもらってないんだ」

 ――とくん。と心臓が鳴った。ゆっくりと台詞の意味が染みこんでくる。

「これ以外欲しくない。……分かった?」

 首を傾げて覗き込んできた彼に、私はコクンと頷き返した。
 少し赤く染まった顔で照れたように笑った彼から慌てて目をそらす。
 鳴り始めた鼓動はいつまでも落ち着いてはくれなくて。
 空いた右手の甲で緩みそうな口元を押さえた。
 きっと私の顔も…赤くなってる。

「そうだ、ルリちゃんが食べさせてよ」
「えっ!? そんな……」
「他の方法じゃ受け取らな〜い」

 文句を言う間も与えずに、カイトさんはするりと包みのリボンを解いた。



(「最高の一粒 〜after〜」 in 番外編 より)


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